ヒュンダイは4月8日、ショーン・キム氏が同社のモータースポーツ活動の運営・管理を担う、ヒュンダイ・モータースポーツGmbH(HMSG)の新社長に就任したことを発表した。
韓国人のキム氏は、経営陣の定期的なローテーションの一環として、前社長で過去4年間に多くの成功を収め韓国のヒュンダイ本社で新しいポジションに就くスコット・ノー氏の後を引き継ぐ。
ヒュンダイは4月8日、ショーン・キム氏が同社のモータースポーツ活動の運営・管理を担う、ヒュンダイ・モータースポーツGmbH(HMSG)の新社長に就任したことを発表した。
韓国人のキム氏は、経営陣の定期的なローテーションの一環として、前社長で過去4年間に多くの成功を収め韓国のヒュンダイ本社で新しいポジションに就くスコット・ノー氏の後を引き継ぐ。
JRC全日本ラリー選手権でヘイキ・コバライネンが開幕2連勝(新城、唐津)を飾った。しかも、全ステージベストタイムというオマケつきだ。彼のマシン、シュコダ・ファビアR5の戦闘力が高く、ダンロップタイヤもクルマと路面にマッチしていたようだが、それにしてもトップカテゴリーに挑戦していきなり2連勝とは恐れ入る。
ラリードライバーとしても、素晴らしいセンスを備えていることは間違いない。今年、11月に開催が予定されているWRC第13戦『ラリージャパン』にも出場を検討しているようなので、とても楽しみだ。
WRC世界ラリー選手権の今季第3戦『クロアチア・ラリー』が4月21~24日に開催されるのを前に、最高峰カテゴリーで覇を競い合うトヨタ、ヒュンダイ、Mスポーツ・フォードの3陣営が各々プレシーズンテストを実施。その模様をTwitterなどのSNSに投稿している。
開幕2戦を終えた段階でドライバー/コドライバー/マニュファクチャラーの3選手権をリードしているTOYOTA GAZOO Racing WRTは、5日にエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組がトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブ。今季最初の純ターマック(舗装路)ラウンドに向け、準備を進めた。
レベリオン・ジャパンは4月6日、WRC世界ラリー選手権にフル参戦している勝田貴元が、『レベリオン・タイムピース』の日本総代理店を務める、同社のブランド・アンバサダーに就任したことを発表した。
レベリオン・タイムピースは、スイスの高級腕時計ブランドだ。大胆なデザインと妥協のない品質へのアプローチで、モータースポーツを使命の中心に据え、そのDNAの不可欠な部分であるレースにも精通する。スポーツカーレースを中心にモータースポーツの世界で存在感を示してきたが、2022年はアルファロメオF1チーム・オーレンのオフィシャルパートナーとなっている。
2022年シーズンのWRC世界ラリー選手権開幕戦、ラリー・モンテカルロで優勝したフォード・プーマ・ラリー1(Mスポーツ・フォードWRT)は、WRCで総合優勝した最初のSUVとして歴史に名を記した。
これまで、SUVはWRCマシンのベース車には向いていないとされてきた。SUVらしい堂々たる見た目をアピールするための分厚いボディと大きなキャビンが、空力と重心の両面でどうしても不利になりやすいからだ。実際、過去を振り返ってみてもWRCで成功したSUVはない。
4月21~24日に開催されるWRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアは、モンテカルロのような氷結路を含まない完全なアスファルト路面で行われる今季最初のターマック(舗装路)ラリーだ。マニュファクチャラータイトル奪還を目指すヒュンダイ・シェル・モビスWRTは、同地でのラリーがヒュンダイi20 Nラリー1にとって重要なテストになると考えている。
ヒュンダイ・モータースポーツのラリーチームは、1月のフレンチアルプスに間に合うように3台のまったく新しいハイブリッド・ワークスカーを用意したばかりだったことと、開幕戦に先立って行われたターマックテストでティエリー・ヌービルが大きなクラッシュを喫したことを認めている。
2021年シーズンからTOYOTA GAZOO Racing WRTを率いているヤリ-マティ・ラトバラ代表は、2022年WRC世界ラリー選手権のタイトル争いがクライマックスを迎えるシーズン終了時にきわめて重要でない限り、チームオーダーを発令することはないと述べた。
フィンランドのユバスキュラに拠点を置くチームは、ラリーウイーク中にドライバーのポジションを入れ替えることに否定的なことで知られているが、昨季の王者であるセバスチャン・オジエと、今季トヨタに復帰したエサペッカ・ラッピがシェアする3台目のトヨタGRヤリス・ラリー1については疑問が呈された。
Mスポーツ・フォードWRTからWRC世界ラリー選手権の最高峰クラスに参戦しているアドリアン・フルモーは、開幕2戦をともにリタイアで終える厳しいシーズンのスタートを切ったが、4月21~24日に開催される第3戦クロアチアを前に自信を取り戻しつつある。
Mスポーツ・フォード期待の若手フランス人ドライバーは、開幕戦モンテカルロで大クラッシュを喫してリタイア。第2戦スウェーデンでは、フォード・プーマ・ラリー1にエンジントラブルが発生したため、こちらもリタイアとなった。
元9連覇王者セバスチャン・ローブが優勝した、WRC世界ラリー選手権の2022年開幕戦から約2カ月が経った。この間にシリーズでは第2戦スウェーデンが行われ、今季ふたりめのウイナーが誕生している。そんな開幕2戦を振り返る不定期番組がNHK BS1で3月27日に放送される。
今年も伝統のラリー・モンテカルロで開幕したWRCは、新しい車両規則“ラリー1”レギュレーションの導入により、最高峰クラスを戦う車両がすべてプラグイン・ハイブリッド車となった。
2月24~27日に開催されたWRC世界ラリー選手権第2戦ラリー・スウェーデンでは、カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝。21歳にしてキャリア3勝目を飾った。彼の父親、ハリ・ロバンペラは優勝経験を持つ元WRCドライバーだが、他にもWRCウイナーの息子はいる。元世界王者ペター・ソルベルグの息子、オリバー・ソルベルグ(ヒュンダイi20 Nラリー1)だ。
オリバーは昨年ヒュンダイ入りし、育成ドライバーとしてWRCトップカテゴリーへの参戦を開始。最終戦モンツァでは総合5位に入り、それが現在までのベストリザルトだ。2022年がワークスドライバーとして迎える最初のシーズンながら、すでに上位を争うスピードを備えており、ロバンペラと並び将来の“世界王者候補”と期待されている。