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 レベリオン・ジャパンは4月6日、WRC世界ラリー選手権にフル参戦している勝田貴元が、『レベリオン・タイムピース』の日本総代理店を務める、同社のブランド・アンバサダーに就任したことを発表した。

 レベリオン・タイムピースは、スイスの高級腕時計ブランドだ。大胆なデザインと妥協のない品質へのアプローチで、モータースポーツを使命の中心に据え、そのDNAの不可欠な部分であるレースにも精通する。スポーツカーレースを中心にモータースポーツの世界で存在感を示してきたが、2022年はアルファロメオF1チーム・オーレンのオフィシャルパートナーとなっている。

 勝田のアンバサダー就任の発表前日の5日には、スイス・ジュネーブで開催された高級腕時計の展示会『ウォッチ・アンド・ワンダー・ジュネーブ2022』のレベリオン・タイムピースブースにおいて、アンバサダー就任式典が行われた。

 就任式ではブランド代表のカリム・ボハドラ氏から時計の贈呈、レベリオン・ジャパン代表の長谷川大祐氏から時計のプリントが施されたレーシンググローブが贈呈されている。

 ブランド・アンバサダーに就任した勝田は今後、ラリー競技中に“Re-Volt Chronograph”がプリントされたグローブを着用、競技外では『PREDATOR 3HANDS』を身につけ、世界各国を転戦するWRC参戦を通じてレベリオン・タイムピースが持つ情熱と独創性、そして「妥協のない姿勢」を世界に発信していく。

「勝田貴元選手をレベリオン・タイムピース・ファミリーに迎えることができ、大変うれしく思っている」と語るのは、レベリオン・タイムピースのボハドラCEO。

「レベリオンのDNAはモータースポーツからきており、ご存じのように今年から我々はアルファロメオF1チーム・オーレンと密接に協力している」

「モータースポーツの世界により挑戦できるよう、F1に続き勝田選手とともにWRCに挑戦することは、まさにレベリオンの哲学である『可能性の限界を広げ続ける』ことと一致しているんだ。WRCで戦い続ける勝田選手とともにレベリオンの可能性をより広げていきたいと思う」

“Re-Volt Chronograph”がプリントされたレーシンググローブと、高級ウォッチ『PREDATOR 3HANDS』
“Re-Volt Chronograph”がプリントされたレーシンググローブと、高級ウォッチ『PREDATOR 3HANDS』

 レベリオン・ジャパンの長谷川代表は「レベリオンの哲学を表現できる人物は誰か? と検討した時、WRCで戦う勝田貴元選手の姿が浮かびました」とコメント。

「勝田選手はWRCに挑戦している唯一の日本人であり、 酷な環境下で限界に挑戦し続ける姿勢とレベリオンの哲学・情熱が一致する、彼をブランド・アンバサダーに起用することは当然の流れでした。彼の活躍によってレベリオン・タイムピースの世界観が体現されることを期待しています」

 今回、ブランド・アンバサダーに就くことになった勝田は、スイスのブランドに選ばれたことを光栄に感じている。

「モータースポーツに歴史のあるレベリオン・タイムピースは憧れのブランドでした。私のWRCへの挑戦に共感いただき、アンバサダーというお話をいただいてとても光栄です」と勝田。

「レベリオンさんの掲げる『妥協のない姿勢』は、私がラリーに取り組む上で心がけていることでもあります。ともにに活動させていただき、お互いのモータースポーツにかける情熱を通して、モータースポーツの楽しさを少しでも多くの方に感じていただければと思っています。そして、結果でも示していけるように引き続き頑張っていきます」