日本人WRCドライバーの勝田貴元、レべリオン・タイムピースのブランド・アンバサダーに就任

 レベリオン・ジャパンは4月6日、WRC世界ラリー選手権にフル参戦している勝田貴元が、『レベリオン・タイムピース』の日本総代理店を務める、同社のブランド・アンバサダーに就任したことを発表した。

 レベリオン・タイムピースは、スイスの高級腕時計ブランドだ。大胆なデザインと妥協のない品質へのアプローチで、モータースポーツを使命の中心に据え、そのDNAの不可欠な部分であるレースにも精通する。スポーツカーレースを中心にモータースポーツの世界で存在感を示してきたが、2022年はアルファロメオF1チーム・オーレンのオフィシャルパートナーとなっている。

セブ対決や勝田貴元の力走をもう一度。WRC開幕2戦を振り返る番組がNHKで3月27日放送

 元9連覇王者セバスチャン・ローブが優勝した、WRC世界ラリー選手権の2022年開幕戦から約2カ月が経った。この間にシリーズでは第2戦スウェーデンが行われ、今季ふたりめのウイナーが誕生している。そんな開幕2戦を振り返る不定期番組がNHK BS1で3月27日に放送される。

 今年も伝統のラリー・モンテカルロで開幕したWRCは、新しい車両規則“ラリー1”レギュレーションの導入により、最高峰クラスを戦う車両がすべてプラグイン・ハイブリッド車となった。

日本にも根付き始めたラリー文化。勝田貴元が描いたブラックマークが新名所に【WRC Topic】

 ヨーロッパや南米でのラリーの人気は非常に高く、WRC世界ラリー選手権や各国のローカルラリー選手権はスポーツイベントとして一般社会に受け入れられている。

 しかし、日本では一般道を全開で走るという競技スタイルがななかな理解されず、危険行為であると色眼鏡で見られるようなことも過去にはあった。実際には完全にクローズされた道で安全を最優先して開催されているので、そのようなことはないのだが、なかなかそれが理解されなかったのだ。