アストンマーティンF1のベッテル、新型コロナ感染で開幕戦バーレーンGPを欠場。ヒュルケンベルグが代役で出場へ

 3月17日、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、セバスチャン・ベッテルが新型コロナウイルスに感染したため、今週末の開幕戦バーレーンGPを欠場すると発表した。

 ベッテルは今年、アストンマーティンで2シーズン目を迎え、バルセロナとバーレーンで行われたプレシーズンテストにも参加していた。

角田裕毅、2年目のシーズンに向け準備万端「プレッシャーは感じていない」/F1バーレーンGPプレビュー

 角田裕毅は、2021年よりもはるかにしっかりと準備を整え、2022年シーズンに向けた明確な目標を持ってアルファタウリでの2シーズン目に臨む。

 角田は1年前にバーレーンで力強いF1デビューを飾ったが、その後のシーズン中はミスが散見され、フィジカル面での苦戦が目立った。しかし21歳の角田は、チーム代表であるフランツ・トストの指導の下で多くの貴重な教訓を学び、身体的コンディションを強化するために厳格な食事管理とトレーニングプログラムに身を投じた。

アストンマーティンF1、AMR21の実車パーツを使用した最先端シミュレーターをベッテルの自宅に納品

 アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、2021年型マシン『AMR21』の研究開発用シャシーをベースにした、最先端のシミュレーターをセバスチャン・ベッテルの自宅に納品した。

 F1のような世界規模の選手権では、ロジスティクスや時間の制約のためにシミュレーターの時間を確保することが難しい。しかし、ホームシミュレーターの導入によって、ベッテルはグランプリの週末を前に“ゾーン”に入れるようになる。

ホンダF1の7年間が詰まった1冊『歓喜——ホンダF1 苦節7年、ファイナルラップで掴みとった栄冠』が3月24日に発売

 3月24日、株式会社インプレスより、『歓喜——ホンダF1 苦節7年、ファイナルラップで掴みとった栄冠』(著者/尾張正博)が発売される。

 著者の尾張は、autosport webでも昨年『レッドブル・ホンダ密着』などを執筆しているジャーナリストで、昨年は日本人として唯ひとり、全22戦を現場で取材した。

他車の後ろを走る際の新型F1マシンの挙動は「予測も制御もしやすくなった」とフェルスタッペン

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1の新スペックマシンは先行車の後ろを走る時により“制御”できるようになり、急に起きるアンダーステアやオーバーステアに苦しむことはもうないだろうと述べている。

 F1の新レギュレーションの第一の目的は、グラウンドエフェクトを活用して、マシン後部に渦巻く乱気流の量を最小限に抑える新世代のマシンを作り出すことにあった。それによりドライバーたちはコーナーで互いに距離を縮めて追いかけることが可能になり、ホイール・トゥ・ホイールのアクションが改善されることになる。

マクラーレンF1、Googleと大規模パートナーシップ契約を締結。ホイールカバーが『Chrome』カラーに

 マクラーレン・レーシングは、大手IT企業Googleと複数年にわたる大規模なパートナーシップ契約を締結したことを発表した。Googleは、2022年からマクラーレンF1チームおよびマクラーレンMXエクストリームEチームのオフィシャルパートナーとなる。

 このパートナーシップにより、マクラーレンはGoogle製品を使用、5G対応アンドロイド端末やChromeブラウザを、レースウイークエンドにおいて活用して、ドライバーやスタッフのサポートをすることでコース上のパフォーマンス向上に役立てる。

人気F1ドキュメンタリー番組に批判的なフェルスタッペン、今後も協力には応じない方針

 マックス・フェルスタッペンは、NetflixのF1ドキュメンタリーシリーズ『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のインタビューには応じないという考えを変えることはないと述べている。現世界王者のフェルスタッペンは、同シリーズが物語を「誇張した」として協力を拒んでいる。

『Drive to Survive』は、2018年から撮影がスタート、2021年のF1を扱った第4シーズンが今月から公開されている。同シリーズは大きな成功を収めているものの、昨年のF1のファン投票で最も人気のあるドライバーに選ばれたフェルスタッペンの協力を得られずにいる。フェルスタッペンはこの番組に対して批判的な考えを持っているのだ。

マクラーレンF1、リカルドのバーレーンGP出場を発表。Covid-19に罹患しテストを欠席も、すでに回復

 マクラーレンF1チームは、Covid-19の検査で陽性結果が出てバーレーンF1テストを欠席したダニエル・リカルドが、2022年F1バーレーンGPに出場することが可能になったと発表した。

 バーレーンでのプレシーズンテスト初日走行を体調不良のため取りやめた段階では、Covid-19の検査で陰性結果が出ていたが、その後、陽性となったため、リカルドはテスト3日間をすべて欠席し、自己隔離を続けることとなった。

【動画】F1バルセロナテストでノリスが見せた素の表情「コースに出たら、あんな宇宙船をドライブするんだ」

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)など、現役F1ドライバーのなかにも自身のYouTubeチャンネルを持つものは多い。しかし、ランド・ノリス(マクラーレン)ほどにそれを活用できているドライバーはいないかもしれない。自身のチャンネルでバルセロナテストの舞台裏を公開したノリスは、動画内でいつも以上にプライベート感あふれる姿を披露した。