バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンはもはやチームメイトではないが、長年かけて築かれたふたりの強固な友情に変わりはないとボッタスは述べている。
ハミルトンとボッタスは、メルセデスで5シーズンにわたってともにレースをした。ボッタスはメルセデスで世界タイトルを獲れなかったが、2017年から2021年のハミルトンのレコードである49勝と4回の世界タイトル獲得という目覚ましい実績に大きく貢献していた。
バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンはもはやチームメイトではないが、長年かけて築かれたふたりの強固な友情に変わりはないとボッタスは述べている。
ハミルトンとボッタスは、メルセデスで5シーズンにわたってともにレースをした。ボッタスはメルセデスで世界タイトルを獲れなかったが、2017年から2021年のハミルトンのレコードである49勝と4回の世界タイトル獲得という目覚ましい実績に大きく貢献していた。
今週末、2019年以来のF1オーストラリアGPが開催される。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で中止が続いてきたオーストラリアGPが2022年にはようやく開催可能となり、コース変更が行われたアルバートパーク・サーキットをドライバーたちは初めて体験することになる。
2019年の開催の後、路面は完全に再舗装され、ターン1、6、最後のひとつ前のコーナー、ターン15など、いくつかのコーナーの幅が広げられ、ターン9とターン10だったシケインが取り除かれた。これによりオーバーテイクのチャンスが拡大するものと期待されている。
2022年シーズン苦戦が続くマクラーレンF1のダニエル・リカルドは、3年ぶりに開催される母国オーストラリアでのグランプリにマクラーレン復活の期待を寄せている。
新型コロナウイルスの影響により、2年連続で開催中止となったオーストラリアGP。F1唯一のオーストラリア人ドライバーであるリカルドにとって、今週末は心待ちにした母国グランプリとなる。ただし、リカルドがオーストラリアGPに期待しているのはそれだけの理由ではない。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリのカルロス・サインツの現在のパフォーマンスがチームメイトのシャルル・ルクレールに及んでいないことは、レッドブルにとっていいニュースではないと認めている。
ルクレールは、開幕戦バーレーンGPでの優勝と、第2戦サウジアラビアGPで2位に入賞したことにより、ドライバーズ選手権でサインツに12ポイント差をつけて今週末の第3戦オーストラリアGPに臨む。これまでのところサインツはチームメイトよりもパフォーマンスが低く、フェラーリのF1-75のフィーリングをつかむのに苦戦しており、マシンの理解をより深める必要があることを認めている。
アルファタウリF1チームの角田裕毅は、今週末、2022年F1第3戦オーストラリアGPに臨む。アルバートパーク・サーキットで走るのはこれが初めてとなる。
第2戦サウジアラビアでは、予選でタイムを出す前にトラブルに見舞われ、決勝ではグリッドにつく前のレコノサンスラップで再度問題が発生してストップ。結局出走することができなかった。しかしマシンのパフォーマンス自体は期待が持てるものだったと、角田は述べている。
大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。F1ジャーナリスト、クリス・メッドランド氏が、2022年F1第1戦バーレーンGP、第2戦サウジアラビアで、アストンマーティンの新代表マイク・クラックの言動をウォッチした。
────────────────────────────────────
F1レースウイークエンドには毎回、大きなドラマを抱えているチーム代表がひとりかふたりいるものだ。2021年には、レッドブルのクリスチャン・ホーナーとメルセデスのトト・ウォルフの間にしばしば論争が巻き起こり、注目を集めた。
マクラーレンF1チームの代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、同チームのMCL36には「根本的な問題」があり、それによってマシン全体の空力コンセプトを徹底的に分析する必要に迫られていると語った。
マクラーレンは、バルセロナでの第1回プレシーズンテストで、最速チームのひとつだった。しかしそれ以降は行き詰まりを見せており、バーレーンでのテストでブレーキトラブルにより走行時間が限られたことも、向上を図る妨げになった。
2022年、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っていく。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第1戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPについて語ってもらった。
──────────────────
「これはあんまりだ……」サウジアラビアGP決勝スタートまで約40分という時に、角田裕毅がアルファタウリをランオフエリアに停めるのを見て、私は思わずつぶやいた。どれだけ不運なんだ。トラブルのせいで、予選でタイムを出せなかった上に、レースに出ることもできないだなんて!
autosport web/F1速報公式サイトで長年連載してきた「ホンダF1甘口コラム」「ホンダF1辛口コラム」の「辛口」パートの執筆者ニック・リチャーズ氏が、F1の政治問題をテーマにする新コラムをスタート。独自のシニカルな視点で時事に切り込む。
────────────────────────────────
長年私は「ホンダF1辛口コラム」を執筆してきたが、2021年末でホンダはF1活動をやめてしまい(レッドブル・パワートレインズにエンジンとスタッフを提供してはいるが)、残念ながらもうホンダについて書けることはない。しかし今年は、F1における政治的な問題について書いてほしいという、新しい依頼を受けた。
ピレリは今週末のF1第3戦オーストラリアGPに向けて、タイヤレンジを1段階とばした。いつもと異なるタイヤ選択は、F1チームがメルボルンで直面するいくつかの未知の要素のひとつとなっている。
ピレリはC2(ハード)、C3(ミディアム)、そしてC5(ソフト)をオーストラリアGPに向けて割り当てた。ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは、メルボルンでひとつ飛ばしのコンパウンドを選択して試すことにした理由を次のように説明した。