60周年を迎えた鈴鹿サーキットの新ロゴマークに描かれるコース風の図の由来はいったい何?

 2022年、開場から60周年という記念すべき年となっている三重県の鈴鹿サーキット。世界屈指のレーシングコースのひとつで、今季はさまざまな記念のイベントが行われているが、60周年に合わせてロゴマークも刷新された。ただ文字の部分はさておき、左側のコース図のようなマークの由来はいったいどんなものなのだろうか。もちろんコース図がモチーフなのは分かるが、いろいろ気になるところもある。どんな由来なのか、鈴鹿で広報担当に直撃した。

F1サウジアラビアGP、ブラインドコーナーでの事故防止策を講じる「スピードは向上」と主催者

 2021年12月にサウジアラビア初のF1世界選手権が開催されたジェッダ・コーニッシュ・サーキットでは、今季開催に向けて、コースの安全性を改善するための対策が取られた。

 F1は昨年、この新しい施設を評価し、全長6.174kmのサーキットと関連設備を12カ月未満で建設したジェッダの主催者に対して、称賛を送った。

新型コロナに感染のベッテル、F1サウジアラビアGPも欠場。引き続きヒュルケンベルグが代役に

 アストンマーティンF1チームは、2022年開幕戦バーレーンGPに続き、第2戦サウジアラビアGPでも、レギュラードライバー、セバスチャン・ベッテルの代わりにニコ・ヒュルケンベルグが出場することを発表した。

 ベッテルはバーレーンGP直前に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となったため欠場、リザーブドライバーのヒュルケンベルグが代役を務めた。2週連続開催となるサウジアラビアGP前の木曜時点で、チームは、ベッテルが検査で陰性結果をまだ得ておらず、ドライバー決定を金曜まで遅らせると述べていた。

【F1第1戦無線レビュー】「ストレートでパワーが落ちる」「ステアリングが曲がらない」トラブルに悩まされたレッドブル

 2022年開幕戦バーレーンGPは、事前の予想通りレッドブルとフェラーリの一騎討ちとなった。しかしレッドブルの2台はレース終盤、次々にトラブルに見舞われてリタイア。フェラーリが1-2勝利という、これ以上ないスタートを切る結果となった。両チームの無線を中心にレースを振り返る

開幕戦ダブルリタイアのレッドブルF1、サウジアラビアGPに向けトラブルは解決と自信

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、2022年F1開幕戦バーレーンGPでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがリタイアする原因となったトラブルについて、第2戦サウジアラビアGPでは解決しているはずであると述べた。

 フェルスタッペンは2番手、ペレスは4番手を走行していたが、チェッカーまで4周というところでフェルスタッペンはパワーを失い、ピットに戻ってリタイア、ペレスは最終ラップでエンジンがとまり、コース上でストップした。

F1技術解説:第1戦(2)フェラーリ完全復活。カスタマーチームの飛躍も支えたパワフルなエンジン

 2022年F1第1戦バーレーンGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。今回は、開幕戦で1-2フィニッシュを飾ったフェラーリF1-75の強さの秘密について考察する。

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 フェラーリF1-75が見せた圧倒的な強さは、パワフルなエンジン、空力特性に優れたシャシー、そして何より入念な準備の賜物だった。

開幕戦ではリタイアも「競争力があった」とフェルスタッペン。高速市街地コースのサウジに期待/F1第2戦プレビュー

 レッドブルの2022年開幕戦は完全な失敗だった。バーレーンでチームはダブルリタイアを喫したのだ。しかしマックス・フェルスタッペンは、レッドブルがジェッダでより強力に反撃に出る準備ができていると語った。

 フェルスタッペンはバーレーンGPの決勝レース後半にセーフティカーが導入されたのを機に、レース終盤で首位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に挑もうとしているように見えた。

【全ドライバー独自採点/F1第1戦】完璧な戦いをしたルクレールと未熟さが残るフェルスタッペン

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。

 2022年F1第1戦バーレーンGPでは、シャルル・ルクレール優勝、カルロス・サインツ2位と、フェラーリが1-2フィニッシュを達成。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが衝撃的なリタイアを喫し、ハースのケビン・マグヌッセンが大躍進を遂げるなど、驚きの要素が多数あった週末だった。バーレーンでのそれぞれのドライバーたちの戦いぶりを、バスコンセロス氏が振り返る。

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第2回】成長を見せたケビンが最高のカムバック。テストで見えたクルマの速さは本物

 2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。2回目のプレシーズンテストを前に、ニキータ・マゼピンの後任としてケビン・マグヌッセンがチームに復帰することが決まり、ハースは求めていた経験豊富なベテランドライバーとともにシーズンを戦えることになった。

 迎えた開幕戦では、そのマグヌッセンがトラブルを抱えながらもミスのない走りで予選Q3に進み速さを披露。決勝でも5位入賞を果たし、ハースに2シーズンぶりのポイントをもたらした。昨年シーズンを諦めてクルマの開発に力を注いだことが実を結んだ形だ。そんなバーレーンGPの現場の事情を小松エンジニアがお届けします。