ルクレール「マシンの競争力がかなり高そう。予選の目標はポール獲得」フェラーリ/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=2番手/2=2番手、カルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=3番手だった。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=2番手(1分34秒557:ミディアムタイヤ/22周)/2=2番手(1分32秒023:ソフトタイヤ/20周)

レッドブル&HRC密着:ホンダとの新たな第一歩を踏み出したバーレーンGP。初日はフェルスタッペンが首位発進

 ホンダがF1の表舞台から姿を消した2022年。しかし、ホンダはE10燃料に対応したパワーユニットの開発を、ホモロゲーションが実施される3月1日まで続け、レッドブルに引き渡した。これに合わせて、イギリス・ミルトンキーンズに構えていたHRD UKを閉じ、ホンダのスタッフはレッドブル・パワートレインズへ移籍した。

 ただし、全員が移籍したわけではない。ホンダの社員の数名は帰国。そのなかに、昨年までテクニカルディレクターを務めていた田辺豊治がいる。代わって現場のまとめ役を務めることとなったのは、その田辺と第3期時代から苦楽を共にした本橋正充だ。副テクニカルディレクターとして田辺を支えてきた本橋は、引き続きアルファタウリのチーフエンジニアも兼務する。

ハミルトン「レッドブルやフェラーリとの差はあまりにも大きい」メルセデス/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/2=9番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=4番手/2=4番手だった。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=7番手(1分34秒943:ソフトタイヤ/17周)/2=9番手(1分33秒144:ソフトタイヤ/23周)

【角田裕毅F1第1戦密着】FP2では1発アタックで上位との差が生じるも、開幕戦初日は「それほど悪くない1日」

 開幕戦の直前に行われたバーレーンでの合同テストを総合7番手で締め括った角田裕毅(アルファタウリ)。デビューイヤーの昨年は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2番手だったことを考えると、少し物足りない感じがしないわけでもないが、本人は冷静だ。

「そうですね。ミスがあって(望んでいたタイムを刻めなかったことは)残念ですが、いい経験になりました。あれで、どれくらいプッシュすべきかがわかったので、全然大丈夫です(笑)」

ポーパシングを解決できないメルセデスF1「今は、ダメージを最小限に抑えることに集中するしかない」/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/2=9番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=4番手/2=4番手だった。

 チームは、W13のポーパシングの問題を軽減するために多数の実験を行い、ポーパシングにより失われたダウンフォースを取り戻す方法を探っていると述べている。また、ハミルトンはFP2ではDRSやブレーキの問題にも悩まされていたということだ。

ガスリー「FP1では最速だったが、重要な夜のセッションで苦戦。予選までに改善を図りたい」F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=1番手/2=13番手だった。

 ガスリーは今回、ロシアのウクライナ侵攻により命が脅かされている子供たちへのサポートを呼びかけるため、ウクライナの国旗のブルーとイエローを使用し『No To War』というメッセージが入ったヘルメットを着用している。

ペレス「ベストなセットアップを見つけるため、やるべきことがまだ残っている」レッドブル/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=10番手/2=7番手だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=10番手(1分35秒050:ミディアムタイヤ/23周)/2=7番手(1分32秒958:ソフトタイヤ/20周)

フェルスタッペンが初日トップ「すごく満足。フェラーリとの戦いが楽しみ」F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=5番手/2=1番手だった。

 チーム代表クリスチャン・ホーナーは、今週末はフェラーリとの戦いになるとの見方を示している。「フェラーリは非常に速い。(シャルル・)ルクレールも(カルロス・)サインツも速かった。プレシーズンテストでも、彼らは常に非常に印象的なパフォーマンスを見せていた」とホーナーはSky Sportsに対してコメントしている。

角田裕毅「テスト後に大きく改善したと感じる。もう少しタイムを見つけて上位に近づきたい」/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=9番手/2=14番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返り、「FP1からしっかり作業に取りかかることができたが、FP2では変化する路面コンディションについていくことができず、2台ともグリップ不足と難しいバランスに悩まされた」と述べている。

F1バーレーンGP FP2:初日最速はフェルスタッペン、ロングランでも安定したペースで走行。角田は14番手

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

 FP2の始まった現地時間午後6時、太陽はすでに沈み、気温17.9度、路面温度も一気に25度まで下がった。天候はいうまでもなく快晴。相変わらずやや強い風が、メインストレートでは向かい風となって吹いている。