もっと詳しく

 2022年F1バーレーンGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/2=9番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=4番手/2=4番手だった。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=7番手(1分34秒943:ソフトタイヤ/17周)/2=9番手(1分33秒144:ソフトタイヤ/23周)

2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 FP2では、フロントの2枚のディスクの温度が異なっていた。左は低温、右は高温になっていて、ブレーキを踏むと、右側にステアリングが引っ張られるような状態だったので、ラップを重ねることができなかった。残念だけど、大きな問題ではないし、解決できる。

 バウンシングの影響で、他のマシンよりもダウンフォースを大きく失っていることも、走りをより一層難しくしている。僕たちが実力を隠していると思い込んでいる人たちもいるが、そんなことはない。懸命に努力して、やれることをやり、問題を乗り越えようとしているところだ。

 現状では、僕たちは今回優勝争いに加わることはないだろう。レッドブルは0.8秒から0.9秒、フェラーリも0.5秒、僕たちよりも速い。僕たちはその後ろで、それ以外のチームと戦うことになる。

 僕は今も冷静で、可能な限り最高の走りをし、マシンから最大限の力を引き出そうとしている。理想的な状態ではないけれど、チームとして力を合わせて解決していきたい。


■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=4番手(1分34秒629:ソフトタイヤ/23周)/2=4番手(1分32秒529:ソフトタイヤ/25周)

 ラップタイムがすべてだ。だから自分たちが望んでいるポジションにつけられていないのは明らかだよ。いくつかの問題を解決して前進はできているが、現時点でペースはまだよくない。今夜データを確認してマシンのどの部分で苦戦しているのか理解していく必要がある。

 マシンを望みどおりの状態にもっていくために、やるべきことが山のようにあるが、それを達成できるチームがあるとするならば、僕たちに他ならない。

 今日は(テストをしていた)先週より風が強かったし、時間帯も異なっている。さらに僕たちは、パフォーマンスを改善するためにマシンで多くのことを試していた。考慮すべき要素がたくさんあるってことだ。

 このマシンにはポテンシャルがあると思っている。そのパフォーマンスを引き出すため、すべての力を注いでいるが、今のところ達成することができずにいる。一歩離れて分析し、この状況のなかで最大の結果を出す必要がある。

2022年F1第1戦バーレーンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第1戦バーレーンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)