勝利を失い嘆くペレス「レースを完璧にコントロールしていたのに、運だけが足りなかった」レッドブル/F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは4位でフィニッシュした。

 ポールポジションからスタートを決め、レース序盤をリードしたペレスは、15周目にタイヤ交換に入った。しかしその直後にアクシデントが発生し、セーフティカーが出動したことで、ライバルたちは時間をロスすることなくタイヤ交換を済ませることができ、ペレスはリードを失った。ペレスはピットアウトしてくるカルロス・サインツ(フェラーリ)を抜く形で3番手となったが、セーフティカー出動中の行為だったため、チームの指示で、レース再開後にポジションを戻し、4番手に落ちた。

勝者フェルスタッペン「ルクレールとのバトルはものすごく楽しかった!タイトルを考えて忍耐強く戦った」F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはシーズン初優勝を飾った。4番グリッドからスタートで3番手に上がり、セーフティカー出動のタイミングにより、セルジオ・ペレスが後退したことで、フェルスタッペンは2番手に。終盤、トップを走るシャルル・ルクレールと激しい優勝争いを繰り広げた後、50周目の46周目に首位に立ったフェルスタッペンは、0.549秒差の勝利を飾った。

角田裕毅、予選に続き決勝もトラブルで走れず「本当に悔しい。皆と一緒に改善していく」チームは対策を誓う/F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、トラブルのためスタートすることができなかった。

 角田は、予選Q1でマシントラブルのためタイムを出すことができず、19番グリッドからスタートすることが決まっていた。しかし決勝前にグリッドに向かうラップで、「エンジンを失った」とチームに報告、ランオフエリアにマシンを止めた。チームからは「裕毅、おしまいだ。ありがとう、マシンから降りていい」との無線が入った。

終盤に接戦を展開、フェルスタッペンが逆転で今季初優勝。角田裕毅はトラブルで出走できず【決勝レポート/F1第2戦】

 3月27日現地時間20時、2022年F1第2戦サウジアラビアGP決勝が行われた。気温は25度、路面温度は28度で、風は風速2.2mとこの3日間で最も弱い。

 予選で大クラッシュを喫したミック・シューマッハー(ハース)は、身体には問題なかったものの今後のスペアパーツ状況も考慮してチームが欠場を決定。予選12番手のダニエル・リカルド(マクラーレン)はエステバン・オコン(アルピーヌ)に対する走行妨害で3グリッド降格ペナルティを受け、14番グリッドスタートとなった。

【順位結果】F1第2戦サウジアラビアGP決勝

 2022年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅はトラブルにより決勝レースを走ることができなかった。

F1第2戦サウジアラビアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第2戦サウジアラビアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

F1第2戦サウジアラビアGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第2戦サウジアラビアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。

リカルドに3グリッド降格ペナルティ。オコンの予選アタック妨害で/F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP予選で、マクラーレンのダニエル・リカルドは、アルピーヌのエステバン・オコンのアタックラップを妨害したと判断され、3グリッド降格のペナルティを受けることが決まった。

 リカルドは、オコンがファストラップ中であることをチームから知らされていなかった。オコンは、このラップを断念したことはセッションの全体的なパフォーマンスに影響しなかったと述べている。

ハミルトン、2017年以来のQ1敗退「セットアップを誤り、マシンが運転困難な状態に」メルセデス/F1第2戦予選

 2022年F1サウジアラビアGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは16番手、ジョージ・ラッセルは6番手だった。ハミルトンが前回Q1で敗退したのは、クラッシュした2017年ブラジルGPだった。純粋のペースでQ2に進出できなかったのは、2009年イギリスGP以来のこと。

 チームは、「セットアップ変更が外れた」と述べている。チーム代表トト・ウォルフは次のように説明した。
「ルイスのマシンにおいてセットアップの実験をした結果、それは良くないものだった。その結果、リヤのグリップがなくなり、マシンがドライブ不可能な状態になった」

混沌の開催決行、不安を胸に予選へ挑む「素晴らしいレースとして想起されるよう」【SNSピックアップF1第2戦(2)】

 衝撃のテロ事件から一夜明け、不安と疑念を表に出さずチームは勝利のためにレース続行を選択した。そして始まった予選は一筋縄ではいかない悲喜交交なドラマがおり混ざる展開となった。SNSから土曜の様子を振り返る。

●ラッセルがファンの質問にガチ返答

 今季からメルセデスの一員となったジョージ・ラッセルは、日々Instagramを更新している。投稿するたびに多くのファンがコメントを寄せてくれるため、今回は代表的なコメントに返答してくれた。