2022年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、周冠宇(アルファロメオ)だ。
周冠宇、デビュー戦で入賞「うれしくて言葉が出てこない。大きな夢がかなった」アルファロメオ/F1第1戦決勝
2022年F1バーレーンGP決勝で、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは6位、周冠宇は10位だった。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオ・F1チーム・オーレン) 決勝=6位
今夜の結果にはとても満足している。自分にとってもだけれど、チームにとって最も重要だったのは、2台がポイント圏内に入ったことだ。それに周は初レースでポイントを獲得したんだ。
レッドブル&HRC密着:燃料システムの問題で獲得できたはずの30点を失うも、優勝を争えるポテンシャルを証明
レッドブルにとっては悪夢のような結末となった第1戦バーレーンGPだった。
マックス・フェルスタッペンが2番手、セルジオ・ペレスが4番手からスタートした決勝レースは、フェルスタッペンがポジションを維持。ペレスはスタートで出遅れて一時6番手に下がったものの、その後、ケビン・マグヌッセン(ハース)とルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて、10周目から再び4番手に戻り、2台そろって上位を走行していた。
ルクレール、初のハットトリックで完全勝利「勝つ力があるマシンに乗るのは最高の気分」フェラーリ/F1第1戦
2022年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールが優勝、カルロス・サインツが2位に続いた。フェラーリにとって、2019年シンガポールGP以来の1-2フィニッシュだった。ルクレールは自身3度目の勝利を、ポールポジションから達成、ファステストラップも記録と、F1キャリア初のハットトリックを成し遂げた。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=1位
1番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ミディアム→ソフト
【角田裕毅F1第1戦密着】「F2時代の感覚や記憶を信じた」18インチタイヤの経験が活きたスタート。8位入賞も笑顔なし
2022年F1第1戦バーレーンGP土曜日のフリー走行3回目で1周もできず、変更したセットアップの確認ができないまま予選では、まさかのQ1落ち。予選後、ミックスゾーンにやってきた角田裕毅(アルファタウリ)は、チームへの不満を口にしなかった。
「レースをやっていれば、ああいうことも起こります。それよりも、どうして自分の力を出しきれなかったのかという気持ちが強くて、チームへのフラストレーションというより、自分に対してちょっと悩んでいたという感じでした」
ガスリー、リヤから出火しリタイアもポジティブ「ペースがよくて驚いた。次戦からが楽しみ」F1第1戦決勝
2022年F1バーレーンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはトラブルによりリタイアした。スタートで8番手に上がり、ずっとポイント圏内を走行していたが、トラブルが発生。コース脇にとまったガスリーは、リヤから炎が上がるマシンから飛び出した。
レース後のプレスリリースにおいて、フランツ・トスト代表は「トラブルが起きた理由は今のところ分かっていない。マシンリヤから出火した」と述べている。
ペレス、トラブルにより最終周でスピン「2台に同じような問題が発生、表彰台を失った」レッドブル/F1第1戦
2022年F1バーレーンGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、トラブルにより57周のレースを56周でリタイアした。
スタートで4番グリッドから6番手にポジションを落とした後、10周目に4番手に復帰、その後、一貫してその位置を走行していた。レース終盤にチームメイトのマックス・フェルスタッペンがトラブルでリタイアしたことで3番手に繰り上がった後、ペレスのマシンにも問題が発生、スピンを喫してリタイアとなった。
フェルスタッペンのリタイア原因は燃料ポンプの故障か「問題続きのレース。タイトル争いにおいて大きな痛手」F1第1戦
2022年F1バーレーンGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、トラブルによりリタイアを喫した。
フェルスタッペンは首位を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルを繰り返したものの、前に出ることはできず、終始2番手を走行。最後のピットストップの後、フェルスタッペンは、ステアリングが重いという症状を訴え、終盤にはトラブルによりピットに戻り、57周のレースの54周目にリタイアとなった。現時点でチームは、リタイア原因は燃料ポンプのトラブルであると考えており、チームメイトのセルジオ・ペレスのリタイア原因も同様だということだ。
角田裕毅16番手から8位入賞「スタートもうまく決まり満足のレース」代表は戦いぶりを高く評価/F1第1戦
2022年F1バーレーンGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は8位でフィニッシュ、4ポイントを獲得した。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、土曜にトラブルのため走行時間を失いながら、角田が決勝で巻き返し、入賞を果たしたことを喜んでいる。
F1第1戦バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第1戦バーレーンGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。