【角田裕毅の海外メディア評:F1第1戦】兄弟チーム4人で唯一のポイント獲得を評価「持ち前の資質とタフさを発揮」

 2022年F1第1戦バーレーンGPを、アルファタウリの角田裕毅は予選16番手、決勝8位で終えた。

 トラブルによりFP3を走れなかった角田は、予選Q1で敗退。しかし、決勝レースのスタートで12番手までポジションを挽回すると、その後も好ペースで走行をつづけ、8位でフィニッシュし4ポイントを獲得した。勝負の2年目を初戦からポイントフィニッシュで飾った角田を海外メディアはどう評価したのか、彼らの採点から見ていこう。

Wシリーズチャンピオンのチャドウィック、2022年もウイリアムズ・ドライバー・アカデミーのメンバーに

 ウイリアムズ・レーシングは、2度のWシリーズチャンピオンであるジェイミー・チャドウィックが、同チームのドライバー・アカデミーのメンバーとして残留することを発表した。

 F1に参戦することを目指すチャドウィックは、2019年にウイリアムズの若手ドライバー育成プログラムであるドライバー・アカデミーに加入、グランプリの週末にはグローブの拠点でシミュレーター作業を行ってきた。

人気F1ドキュメンタリー番組の編集を問題視するノリス「違う場面のコメントが使われている」

 マクラーレンF1のランド・ノリスは、動画配信サービスNetflixの人気シリーズ『Drive to Survive(邦題=Formula 1:栄光のグランプリ)』について、自らの発言が全く別のシーンで使用されるなど、その編集に「やり過ぎ」な部分があると疑問視した。

レッドブルF1首脳「アンダーカット失敗はチームの責任」フェルスタッペンがレース中に怒り

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、2022年F1開幕戦バーレーンGP決勝において、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と首位を争っていたマックス・フェルスタッペンに対し、ピットストップ後のアウトラップを慎重に行くよう指示したのは、後になって考えれば誤りだったと語った。

 ルクレールはポールポジションからレースをリード、フェルスタッペンはそれを追う展開になったが、ルクレールに追いつき、オーバーテイクするだけの速さは見られなかった。フェルスタッペンは最初のピットストップを14周目に実施、ルクレールはそれをカバーするために翌周にピットに入った。

FIAがF1アブダビGPの調査報告書を発表。リスタート手順は不適切だと認めるも、チーム代表らの無線の影響も指摘

 FIAは2021年F1第22戦アブダビGP終盤に起きた出来事についての調査を終え、詳細な報告書を発表した。調査の結果は、土曜日に世界モータースポーツ評議会(WMSC)が承認しており、詳細な文書が一般に向け公開されている。

 FIAの調査結果における重要な点は、レースディレクターのマイケル・マシがセーフティカー終了後のレースのリスタート時に適切な手順をとらなかったことを認めているものの、彼が“誠実に”行動したと主張していることだ。

【訃報】元ロータスF1のドライバー、レイネ・ウィセルが亡くなる。享年80

 1970年代初期にF1でレースをしていたレイネ・ウィセルが、80歳で亡くなった。

 スウェーデン出身のウィセルは、同郷で人気のあったロニー・ピーターソンとともに下位カテゴリーから昇格を果たしていった。ウィセルはロータス創設者のコーリン・チャップマンから高く評価され、1970年にヨッヘン・リントがモンツァで悲劇的な死を遂げた後にチームに呼ばれた。

大喜びで期待したF1メカ開放の新たな試み『カー・ディスプレイ』に大きなツッコミ【津川哲夫のF1私的感想】

 2022年のF1が待望のシーズン開幕を迎えた。新しくなったのは新技術レギュレーション施行により誕生したF1マシンや、ドライバーラインアップばかりでない。FIA(国際自動車連盟)によるレース運営、さらにはファンへのサービスといったエンターテイメント性の充実という部分でも新たな取り組みが行われている。

2022年F1第1戦バーレーンGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。