ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、LMGTEプロカテゴリーが2023年のWEC世界耐久選手権とル・マン24時間レースに含まれるためには、少なくとも2つのメーカーを代表する4台のクルマがGTEプロクラスに参加する必要があることを示した。
この条件提示は、ポルシェとフェラーリの両メーカーがワークスプログラムをハイパーカークラスに移行することを計画しているなか、2023年におけるカテゴリーの将来が不透明であることを受けてのものだ。
ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、LMGTEプロカテゴリーが2023年のWEC世界耐久選手権とル・マン24時間レースに含まれるためには、少なくとも2つのメーカーを代表する4台のクルマがGTEプロクラスに参加する必要があることを示した。
この条件提示は、ポルシェとフェラーリの両メーカーがワークスプログラムをハイパーカークラスに移行することを計画しているなか、2023年におけるカテゴリーの将来が不透明であることを受けてのものだ。
ACOフランス西部自動車クラブでコンペティション・ディレクターを務めるティエリー・ブーべによれば、現在の四輪駆動ル・マン・ハイパーカー(LMH)におけるハイブリッド・アクティベーション速度は、車両の「タイヤサイズに関連づけられたもの」であるという。
チェティラー・レーシングは、フェラーリが開発中の新型GT3カー『フェラーリ296 GT3』で2023年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にフル参戦することを計画している。
チームオーナー兼ドライバーのロベルト・ラコルテは、3月19日に行われたセブリング12時間レースでクラス優勝を果たした直後にSportscar365の取材に応じ、彼のチームが2023年に北米でのプログラムを増やすために動いていることを明かした。
WEC世界耐久選手権第1戦セブリングでのハイパーカー・デビューを終えて帰国、富士スピードウェイで3月22〜23日にかけて行われるスーパーフォーミュラ公式合同テストに参加している平川亮(carenex TEAM IMPUL)。公式合同テスト初日を終えた平川に、8号車トヨタGR010ハイブリッドを駆るデビュー戦で2位という結果を残したWECでの戦いの裏側、そして来るスーパーフォーミュラ開幕に向けた“現在地”を聞いた。
ポルシェのモータースポーツ責任者であるトーマス・ローデンバッハは、2022年のWEC世界耐久選手権においてLMDh車両の参戦が承認されたことについて、ポルシェにとって「興味深い選択肢」であると説明している。
レーシングチーム・ネーデルランドとハイクラス・レーシングは、2021年のレースに出場した後、今季のル・マン24時間レースのリザーブリストに登録されたことに反応し、両チームともエントリーの取り下げを検討していると述べている。
このふたつのチームは、WEC世界耐久選手権やELMSヨーロッパ・ル・マン・シリーズを通じて、近年のル・マンにおけるLMP2クラスで着実に存在感を示してきた。
3月22日、富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラの第2回公式合同テスト初日。KCMGのピットには、小林可夢偉の姿があった。
今季スーパーフォーミュラにエントリーしているのだから当然と言ってしまえばそれまでだが、可夢偉は3月18日金曜まで、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われていたWEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースを、ドライバー兼チーム代表という立場で戦っていたばかり。
WECだけならcarenex TEAM IMPULの平川亮(こちらも帰国直後に富士テストに参加)と同じだが、可夢偉が平川と異なるのは、19日土曜にセブリング行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦のセブリング12時間レースにも参戦していたこと、そして帰国後には“チーム代表業”も抱えている点だ。
新しいLMP2レギュレーションの導入が当初予定されていた2024年から1年延期され2025年に改められることが、バーレーンで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会の会合で確認された。
新規定導入の遅延は、業界内では広く推測されていたもの。FIA国際自動車連盟の発表によれば、導入の延期は「技術的条件の徹底的な見直しと、コスト管理目標を確実に達成するための充分な時間」と「現世代のLMP2マシンから安定した移行を可能にする」ために行われるという。
コルベット・レーシングの64号車シボレー・コルベットC8.RでWEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースに挑んだニック・タンディは、レース折り返しを前にした赤旗中断により、LMGTEプロクラスの優勝を失った可能性が高い、と述べている。
タンディとトミー・ミルナーはレースをクラス2位で終え、ポルシェGTチーム92号車ポルシェ911 RSR-19のケビン・エストーレ/ミカエル・クリステンセンが開幕戦の勝利を奪う結果となっていた。
トヨタGAZOO Racingのテクニカル・ディレクター、パスカル・バセロンによると、WEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースでクラッシュを喫した7号車GR010ハイブリッドは、第2戦スパ・フランコルシャン戦に向け「おそらく」モノコック交換をすることになるという。
ホセ・マリア・ロペスがターン14のタイヤバリアに高速でクラッシュしたことにより、7号車のモノコックは「変形しすぎていて、再び使うことができない」とバセロンはSportscar365に対し語っている。