“デグが大きい”新タイヤを読み切ったインパル。平川が抱えていた不安要素と、野尻の描くシナリオ【第1戦決勝あと読み】

 4月9日(土)、富士スピードウェイを舞台に行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の2022年第1戦。決勝では異なるピット戦略の平川亮(carenex TEAM IMPUL)と野尻智紀(TEAM MUGEN)がレース後半に直接対決を演じ、平川が見事に2022年最初のウイナーとなった。

 平川は開幕を迎えるまでのこのオフシーズンを、「ハマりかけていた」と振り返る。きっかけは、ヨコハマのリヤタイヤが新しくなったこと。この仕様変更は耐久性の向上を目的としたものだが、ここまでのテストでも、その“副作用”の大きさを口にする陣営は多かった。

平川亮「このままの勢いなら第2戦も」。野尻智紀「初戦から怖い相手に勝たれた」【SF第1戦富士決勝トップ3会見】

 4月9日に富士スピードウェイで開催された2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦富士。決勝後の会見で優勝を飾った平川亮(carenex TEAM IMPUL)、2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、そしてcarenex TEAM IMPULの星野一義監督がレースを振り返った。

平川亮「このままの勢いなら第2戦も」。野尻智紀「初戦から怖い相手に勝たれた」【SF第1戦富士決勝トップ3会見】

 4月9日に富士スピードウェイで開催された2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦富士。決勝後の会見で優勝を飾った平川亮(carenex TEAM IMPUL)、2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、そしてcarenex TEAM IMPULの星野一義監督がレースを振り返った。

関口雄飛とルーキー佐藤蓮が同タイムで最速。1秒以内に18台の接戦模様【公式合同テスト2日目午前】

 3月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テスト2日目の走行が富士スピードウェイで行われ、ドライコンディションとなった午前中のセッション3では関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が首位に立ち、関口と同タイムを記録したルーキーの佐藤蓮(TEAM GOH)が2番手に続いている。

【タイム結果】全日本スーパーフォーミュラ選手権富士公式合同テスト 3月23日午前 セッション3

 3月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テスト2日目の走行が富士スピードウェイで行われ、午前中のセッション3では関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が首位に。同タイムをマークしたルーキーの佐藤蓮(TEAM GOH)が2番手に続いている。

“不安要素”解消のWEC開幕戦を終えフォーミュラ・モードへ。今季は「予選一発も狙う」平川亮

 WEC世界耐久選手権第1戦セブリングでのハイパーカー・デビューを終えて帰国、富士スピードウェイで3月22〜23日にかけて行われるスーパーフォーミュラ公式合同テストに参加している平川亮(carenex TEAM IMPUL)。公式合同テスト初日を終えた平川に、8号車トヨタGR010ハイブリッドを駆るデビュー戦で2位という結果を残したWECでの戦いの裏側、そして来るスーパーフォーミュラ開幕に向けた“現在地”を聞いた。