2022年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのニコ・ヒュルケンベルグは12位、ランス・ストロールは13位でレースを終えた。
■アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=12位
厳しいレースだった。それでも、このクルマでの経験が限られていたことを考えれば、満足できるパフォーマンスだったと思う。全体としてクリーンなレースができたが、残念ながらいろいろな出来事が戦略と噛み合わなかった。
たとえば最初のセーフティカーは、ハードタイヤでスタートして長いスティントを走ろうとしていた僕には、あまり良いタイミングではなかった。その結果、僕のレースは損なわれてしまったんだ。とにかくコース上では全力を尽くしたが、ポイントには手が届かなかった。
今回も代役としてチームの役に立てて良かったと思っているし、これからも必要とされるときに備えて、スタンバイしているつもりだ。
■アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
ランス・ストロール 決勝=13位
終盤のバーチャルセーフティーカーの後、ポイントフィニッシュを目指して全力を尽くした。けれども、運悪く後方から迫ってきた2台は、どちらも僕よりフレッシュで、しかも速い方のコンパウンドのタイヤを履いていたので、あれ以上の抵抗はできなかった。アレックス(アレクサンダー・アルボン/ウイリアムズ)との接触があって、最後の数周はダメージを負った状態で走ることになったのも残念だ。まだリプレイを見ていないけど、彼が飛び込んできた時、僕としてはスペースを残していたつもりだ。
まだシーズンの先は長い。これからもハードワークを続けて、今後のレースに向けてクルマのパフォーマンスを上げていきたい。