オコン7位「複雑な気分。予選で力を発揮できなかったことがレースに響いた」アルピーヌ/F1第3戦決勝

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは7位だった。

■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=7位
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 ちょっと複雑な気分で週末を終えることになった。もちろん、7位でレースをフィニッシュできたのは、悪くない成績だ。

リカルド「ホームレースでシーズン初入賞。ファンのためにも良かった」マクラーレン/F1第3戦決勝

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、マクラーレンのダニエル・リカルドは6位、ランド・ノリスは5位だった。マクラーレンは今シーズン初めてダブル入賞を果たした。

■ダニエル・リカルド(マクラーレンF1チーム)
決勝=6位
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

ラッセル、メルセデス移籍後初の表彰台で選手権2位に「確かに運が良かったが、チャンスは絶対逃さない」F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュ、メルセデス移籍後初の表彰台を獲得した。

 セーフティカー出動時の24周目にピットストップを行うことができ、それによって3番手に。コース上でセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれたものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアで3位表彰台をつかんだ。ラッセルはドライバーズ選手権2位に浮上、メルセデスはコンストラクターズ選手権2位の座を維持した。

ハミルトン望外の4位も「3位争いを諦めざるを得ず残念」無線で言及の“難しい状況”はPUのオーバーヒート/F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4位でフィニッシュした。

 ハミルトンはスタートでふたつ順位を上げて3番手に浮上。しかし10周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれて4番手に下がる。ピットストップで再びペレスの前に出たハミルトンだが、すぐに抜かれ、その翌周にセーフティカーが出動したことで6番手に落ちた。その後、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を抜き、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアで4位となった。

リタイアのサインツ「トラブルの後、焦ってミスをした。新世代マシンは少しトリッキー」フェラーリ/F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは2周目にコースオフし、リタイアした。

 ハードタイヤを履いたサインツは、9番グリッドからスタートで出遅れ、14番手に落ちた後、ターン9でコースオフ、グラベルトラップから抜け出せなくなり、その場でリタイアとなった。

ルクレールが初のグランドスラムを達成「マシンが予想以上に強力だった。最高の勝利」フェラーリ/F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールはキャリア4勝目を挙げた。ルクレールはポールポジションから決勝58周をすべてリード、ファステストラップも記録し、F1キャリアにおいて初のグランドスラムを達成した。

 ドライバーズ選手権では、71ポイントで首位をリード、2位ジョージ・ラッセルとのポイント差は34ポイントとなっている。また、フェラーリはコンストラクターズ選手権で104ポイントでトップ、2位メルセデスには39ポイント差をつけている。

レッドブル&HRC密着:フェルスタッペン、7パーツを交換してレースに臨むも不安が的中「チームとして見直すべき点は多い」

 この日、レッドブルは朝から少し様子が変だった。F1第3戦オーストラリアGPレース当日の日曜日の朝、パルクフェルメから帰ってきたマシンは、レースがスタートするまでセッティングの変更が許されない。したがって、メカニックたちはレギュレーションで許される範囲の作業、たとえば掃除や許可されている部品の交換を行うなど、必要最低限の作業しか行わない。

 ところが、レッドブルはマックス・フェルスタッペンのマシンのみ、さまざまな部品の交換作業に追われていた。午後1時36分に国際自動車連盟(FIA)が発表したリストによれば、レッドブルがフェルスタッペンのマシンで交換したパーツは、以下のように多岐にわたっていた。

【角田裕毅F1第3戦密着】スタートで順位アップもペースが伸びず。懸念した中高速コーナーでのダウンフォース不足も一因か

 レース前の国歌斉唱のセレモニーに参加するため、全ドライバーがスターティンググリッドに続々と集まってきた。前列左からふたり目にポジションを定められた角田裕毅(アルファタウリ)の後ろには、チームメートのピエール・ガスリーと、昨年の後半戦で臨時コーチ役を務め、今年ウイリアムズからレースドライバーに復帰したアレクサンダー・アルボンがいた。

 角田が少し緊張気味だったのを察したのか、右後ろにいたガスリーが角田の肩を揉み始めた。それを見ていた左後ろにいたアルボンがなにやら声をかけると、角田は振り向いて笑った。

ガスリー「すごく不運なレースだったが、なんとか9位まで上がれた」アルファタウリ/F1第3戦決勝

 2022年F1オーストラリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは9位だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=9位
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 2ポイント獲得という結果は悪くないよね! ものすごくついてないレースだった。スタートで2台抜いたのに、ピットインした直後にセーフティカーが出て、14番手に落ちてしまったんだ。すごく腹が立ったけれど、ちゃんと集中し続けて、なんとか9位まで上がって来ることができた。