ガスリー「まだ真のペースを見せていない。予選Q3で戦えると信じている」アルファタウリ/F1第2戦金曜

 2022年F1サウジアラビアGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=5番手/2=12番手だった。

 ガスリーは前戦バーレーンGPでマシンから出火してリタイアしており、サウジアラビア金曜の時点で、パワーユニットの全エレメント(ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、エキゾーストシステム)の2基目、ギヤボックスの全エレメント(ギヤボックスケースおよびカセット[GBX C & C]、ギヤボックスドライブライン、ギヤチェンジコンポーネントおよび補助コンポーネント[GBX DL])のそれぞれ2基目が投入された。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

ペレス4番手「トラフィックに阻まれた。予選では確実にクリーンラップを取ってフェラーリと戦いたい」F1第2戦金曜

 2022年F1サウジアラビアGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=7番手/2=4番手だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=7番手(1分31秒563:ソフトタイヤ/25周)/2=4番手(1分30秒360:ミディアムタイヤ/24周)

F1第2戦金曜会見:ガスリー、前戦での出火によりPUとギヤボックスを全交換「再発しない保証はないが、できることはやった」

 1週間前の第1戦バーレーンGPは、見どころ満載のレースだった。レッドブルの自滅に助けられたとはいえ、フェラーリの1-2フィニッシュは、今シーズンがさらに面白くなりそうな予感を抱かせてくれた。

──シャルル、素晴らしい勝利おめでとう。これでチームの士気が大いに上がったのでは?

フェルスタッペン2番手「改善の余地はたっぷりある」レッドブル、カーフューを破り深夜作業/F1第2戦金曜

 2022年F1サウジアラビアGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=2番手だった。

 前戦バーレーンでのダブルリタイアの原因について、レッドブルのスポークスパーソンは、次のように説明している。

「先週末は2台とも燃圧の低下に陥った。両車に正しい量の燃料が残っていたが、真空状態が起きて、ポンプが燃料を吸い上げてエンジンに供給することができなかった」

角田裕毅、トラブルでストップも初日10番手「問題を修復し、予選をしっかり戦いたい」F1第2戦金曜

 2022年F1サウジアラビアGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=6番手/2=10番手だった。

 角田はFP2セッション終了時にトラブルでコース上でストップした。チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、「残念ながらセッション終盤に、裕毅のマシンのドライブラインに問題が発生し、コース上でストップしなければならなかった」と説明している。

サウジアラビアへのミサイル攻撃にF1ドライバーたちが懸念。4時間にわたる協議の後、ボイコットは回避へ

 F1サウジアラビアGPを続行すべきかどうかについて全ドライバーが長時間にわたるミーティングを行った。その結果、グランプリは予定どおり実施され、ドライバーたちは出場することに同意したようだ。

 金曜午後にジェッダ・サーキット近郊に位置する国営石油会社サウジアラムコの石油関連施設がミサイル攻撃を受けて炎上。AP通信やロイターなどは、爆撃を行ったのはイエメンの反政府勢力フーシ派であると伝えている。

サウジアラビアGPサーキット近郊にミサイル攻撃。F1と主催者、安全を最優先しつつグランプリ開催と発表

 F1サウジアラビアGP初日3月25日に、開催地ジェッダ・サーキット近くの石油施設が攻撃され、炎上するという事件が起きた。しかしF1は、地元当局から安全の保証を得たうえで、グランプリを予定どおり開催すると発表した。

 AP通信やロイターなどが、イエメンの反政府勢力フーシ派がミサイル攻撃を行ったと伝えている。FP1の時間帯に、ジェッダ・サーキットから約11kmに位置する国営石油会社サウジアラムコの石油関連施設が炎上。これを受けて、FIA会長モハメド・ビン・スライエム、F1のCEOステファノ・ドメニカリがF1チーム代表およびドライバーたちとの会合を行い、FP2は15分遅れでスタートすることになった。

F1サウジアラビアGP FP2:初日はルクレールが最速。アルファタウリの角田は10番手も終盤にトラブル発生

 2022年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。

 FP1終了後、現地にいるジャーナリストが、サーキット上空に黒煙の上がる様子をSNSに上げていた。アルジャジーラなどの報道によれば、サーキットから15kmほどの国際空港近くにあるアラムコの石油精製施設がミサイル攻撃を受けたとのことだが、真偽は不明だ。国際映像では映っていなかったが、FP2の最中も炎が上がっている様子がサーキットから確認できたという。

【タイム結果】F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行2回目

 2022年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。