マグヌッセン9位「想定しうる最悪のタイミングでセーフティカーが入った」ハース/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、ハースのケビン・マグヌッセンは9位だった。

■ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム) 決勝=9位

 僕にとって起こりうる最悪の事態が起きた。周囲とは逆の戦略を採り、ほとんどのドライバーがミディアムを選んだのに対してハードタイヤでスタートした。その場合、想定しうる最悪の出来事は16周目か17周目にセーフティカーが入ることで、16周目にまさにそれが起きてしまったんだ。

ノリス7位「ペースが少し改善。これから進歩していけるだろう」マクラーレン/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位だった。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム) 決勝=7位
 7位という結果と、それ相当のポイントに満足していいと思う。実際、それが今日の目標だったからね。6位を獲れればもっと良かったには違いないし、それも可能だったかもしれないけど、僕としては7位で十分にハッピーだ。

オコン6位「アロンソとフェアなバトルができて楽しかった」アルピーヌ/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは6位だった。

■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=6位
 今回もそれ相当のポイントを記録できた。全体としては自分のレースに満足している。フェルナンド(・アロンソ)とのバトルは楽しかったよ。ハードでフェアなホイール・トゥ・ホイールのレースで、カート時代を思い起こさせるものだった。

「ひどい混乱だった」ハミルトン、ピットレーンクローズで戦略実行できず“ゲームオーバー”/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは10位、ジョージ・ラッセルは5位だった。

 ハードタイヤでスタートしたハミルトンは、セーフティカー出動時にステイアウトし、6番手を走行。レース終盤にバーチャル・セーフティカーが導入されてピットインのチャンスが訪れたが、ダニエル・リカルドとフェルナンド・アロンソの故障したマシンがピット入口にとまったため、ピットレーンエントリーがクローズされてしまった。フリーピットストップのチャンスを失ったハミルトンは、結局VSCが解除された後にタイヤ交換をしたため、大きく順位を下げる結果となった。

レッドブル代表「終盤の戦いに備えてタイヤをセーブ。戦略的に勝利を手に入れた」/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは4位だった。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー

 素晴らしいレースだった。マックスは非常に戦略的なレースをした。タイヤをあまり使わず、レース終盤に攻撃する力を残すようにしたのだ。

 彼とシャルル(・ルクレール)は素晴らしいレースを繰り広げ、見ていてとても楽しかった。幸い彼は最後まで戦い抜くことができた。

ガスリー、体調不良のなか8位入賞「最後の15周は本当に辛かった」アルファタウリ/F1第2戦決勝

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは8位だった。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、ガスリーのレースを次のように振り返った。「ピエールのレースはスムーズにはいかず、セーフティカーのタイミングが悪くてトラックポジションを失った。だが幸い、バーチャル・セーフティカーによって順位を取り戻す機会が生まれ、8位でフィニッシュすることができた」

勝利を失い嘆くペレス「レースを完璧にコントロールしていたのに、運だけが足りなかった」レッドブル/F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは4位でフィニッシュした。

 ポールポジションからスタートを決め、レース序盤をリードしたペレスは、15周目にタイヤ交換に入った。しかしその直後にアクシデントが発生し、セーフティカーが出動したことで、ライバルたちは時間をロスすることなくタイヤ交換を済ませることができ、ペレスはリードを失った。ペレスはピットアウトしてくるカルロス・サインツ(フェラーリ)を抜く形で3番手となったが、セーフティカー出動中の行為だったため、チームの指示で、レース再開後にポジションを戻し、4番手に落ちた。

勝者フェルスタッペン「ルクレールとのバトルはものすごく楽しかった!タイトルを考えて忍耐強く戦った」F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはシーズン初優勝を飾った。4番グリッドからスタートで3番手に上がり、セーフティカー出動のタイミングにより、セルジオ・ペレスが後退したことで、フェルスタッペンは2番手に。終盤、トップを走るシャルル・ルクレールと激しい優勝争いを繰り広げた後、50周目の46周目に首位に立ったフェルスタッペンは、0.549秒差の勝利を飾った。

角田裕毅、予選に続き決勝もトラブルで走れず「本当に悔しい。皆と一緒に改善していく」チームは対策を誓う/F1第2戦

 2022年F1サウジアラビアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、トラブルのためスタートすることができなかった。

 角田は、予選Q1でマシントラブルのためタイムを出すことができず、19番グリッドからスタートすることが決まっていた。しかし決勝前にグリッドに向かうラップで、「エンジンを失った」とチームに報告、ランオフエリアにマシンを止めた。チームからは「裕毅、おしまいだ。ありがとう、マシンから降りていい」との無線が入った。