レッドブルAFコルセ、キャシディとフラガの起用を発表。ティームは親子2代でのDTM参戦を実現へ

 2021年シーズンに続き、今季もDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦するAFコルセは、レッドブルとの共同プログラムに参加する新しいドライバーラインアップを発表。ニック・キャシディとフェリペ・フラガを2022年シーズンのドライバーペアに指名した。

 フラガは今季、レッドブルカラーの74号車フェラーリ488 GT3 Evoをドライブし、シリーズデビューを果たす。一方のキャシディは昨年同チームのリザーブドライバーを務め、1ラウンドに出場。2022年はレギュラードライバーとしてアルファタウリ・リバリーの37号車フェラーリ488 GT3 Evoのステアリングを握ることになった。

Wシリーズが2022年の参戦ドライバーラインアップを発表。日本からは野田樹潤が参戦

 女性ドライバーで争われるフォーミュラカーシリーズのWシリーズは、2022年に参戦する17名のドライバーラインアップを発表した。5人のドライバーが新たにデビューすることになり、日本からは16歳の野田樹潤が挑戦する。

クルサードが初代王者を降して連勝。第2世代アウディも今季2勝目/TCRオーストラリア第2戦

 2年間のイレギュラー開催を経て、実質3年目を迎えた2022年TCRオーストラリア・シリーズの第2戦が、3月19~20日の週末にフィリップアイランドで開催され、開幕に続きメルボルン・パフォーマンス・センター(MPC)のエース、ジェイ・ハンソン(アウディRS3 LMS)がレース1を制覇。続くレース2では、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ参戦経験者のファビアン・クルサード(スタン・スポーツ・ウォール・レーシング/FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)がシリーズ初優勝を飾ると、最終ヒートでは初代チャンピオンで現RSCレギュラーのウィル・ブラウン(MPC/アウディRS3 LMS)を降し、参戦わずか2戦目で貫禄の連勝劇を飾っている。

ダニ・ペドロサが四輪デビューへ。FFFと契約しランボルギーニ・スーパートロフェオに参戦

 MotoGPで通算31回の優勝を誇るダニ・ペドロサが、自身初の四輪レースデビューに向けFFFレーシングチームと契約を交わし、2022年シーズンのランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパにフル参戦することが発表された。

 ホンダとともにMotoGPのキャリアを成功させる以前に、125ccと250cc部門で3年連続世界タイトルを獲得したスペイン人ライダーは、アントニン・ボルガとチームを組みオレンジ1の支援を受ける29号車ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO2をドライブする。

最終ターンの大逆転劇【ダイジェスト動画】インディカー第2戦テキサス

 テキサス・モータースピードウェイで開催されたNTTインディカー・シリーズ第2戦。22日に行われた決勝レースは、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がファイナルラップの最終ターンでチームメイトのスコット・マクラフランを交わし、今季初勝利を飾った。

WTCR開幕戦モストがキャンセル、代わってフランス・ポー市街地が新たなシーズンオープナーに

 チェコ共和国のモストで予定されていた2022年シーズンのオープニングイベントがキャンセルされたことを受け、WTCR世界ツーリングカー・カップは新たな開幕戦をフランスのポー市街地とすることを決定。最新のFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)での協議により、8月に入っていたソチでのロシア・ラウンドのキャンセルも「正式承認」されている。

 今季4月9~10日の開幕戦スロットに組み込まれていたアウトドローモ・モストでのイベントだが、こちらもロシアによるウクライナ侵攻の余波を受け、3月4日に国内で宣言された非常事態に応じて開催を見送ることが決定した。

ヘンドリック“第四の男”バイロンが今季初勝利。伏兵チャスティンは連続2位入賞/NASCAR第5戦

 1960年以来となる歴史上でも、今季に向け大掛かりな改修を経たアトランタ・モータースピードウェイで、2022年のNASCARカップシリーズ第5戦『Folds of Honor QuikTrip 500』が開催された。3月20日に迎えた決勝では、20名のドライバーによる46回のリードチェンジを数える大混戦を制し、ヘンドリック・モータースポーツ“第四の男”ことウィリアム・バイロンJr.が今季初優勝を飾った。

 0.109秒差で2位チェッカーを受けたクリストファー・ベル(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)は、ファイナルラップでホワイトラインカットのペナルティを受け後退し、代わって今季『台風の目』として躍進する小規模チームの新星、ロス・チャスティン(トラックハウス・レーシングチーム/シボレー・カマロ)がクラッシュから驚異のカムバックを演じ、2戦連続の2位入賞を果たしている。

チーム移籍の佐藤万璃音、FIA-F2開幕戦は両戦完走も「テストから好感触だっただけに残念」

 3月19〜20日、いよいよ2022年のFIA F2がバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕した。F1挑戦を目指し、今季は実績あるビルトゥジ・レーシングに移籍した佐藤万璃音は、オフのテストで好感触を得ていたものの、バーレーンでは流れをつかむことができず悔しい開幕となった。

アクシデントでトップ争いから後退した佐藤琢磨「ペンスキー勢と十分に勝負できるマシンだった」

 佐藤琢磨はNTTインディカー・シリーズの開幕戦セント・ピーターズバーグでインディカー参戦200戦目を迎え、デイル・コイン・レーシング・ウィズ。リック・ウェア・レーシングに移籍後初レースで10位入賞という幸先の良いスタートを切った。

サウバー育成のプルシェール「一筋縄ではいかないレースだった」FIA F2第1戦サクヒール レース2 トップ3コメント

 現地時間3月20日、2022年FIA F2第1戦サクヒールのフィーチャーレース(決勝レース2)がバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催され、サウバー育成の18歳、テオ・プルシェール(ARTグランプリ)が今シーズン初優勝。2位にリアム・ローソン(カーリン)、3位にユーリ・ビップス(ハイテックGP)というレッドブル育成のふたりが表彰台を獲得した。

 終盤にセーフティカー(SC)が発動し、ラスト1周で解除され最後まで気が抜けないスプリントレースとなった一戦について、プルシェールは次のように振り返る。https://www.as-web.jp/overseas/795594/attachment/asimg_xpb_1133571_hires_36237fd5b66667