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 2022年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。

 気温24度、路面温度30度というコンディションで、現地時間17時にセッションがスタート。まずはフェラーリのカルロス・サインツがソフトタイヤで1分31秒011を記録し、その後ルクレールが同じくソフトで1分30秒139をマークした。フェラーリは金曜日と同じくセクター1で速さを見せている。

 セッション前半はフェラーリ2台に続き、0.5秒差で3番手にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、0.6秒差の4番手にペレスが並ぶ。その後ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が1分30秒148で2番手、ペレスが1分30秒291で3番手とフェラーリ勢の間に入り、角田は1分30秒415の6番手でセッションの折り返しを迎えた。

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は最初の計測でセクター2で全体ベストを記録し1分30秒453。その後は1分29秒768でトップタイムを0.3秒更新した。そんななかセッション後半に入ってコースへ出ようとしたガスリーは、トラブルによりピットレーンでマシンを止めた。

 残り時間20分を切ったところで、ボッタスが1分30秒030で2番手に浮上。新品ソフトを投入したルイス・ハミルトン(メルセデス)は1分30秒838と自己ベストを更新して9番手に。角田も2セット目のソフトを履くが、自己ベストの更新はならず。フェルスタッペンも再度アタックへ向かうが、ターン22でミスがあり計測を取りやめ。一方僚友ペレスは1分29秒833で2番手、ルクレールが1分29秒879で3番手と、トップ3が1分29秒台に突入した。

 終盤に入ると各車アタックに向かい、タイムシート上では大きく順位が変わる。最後にルクレールが1分29秒735を記録し、3回のフリー走行をすべてトップで終えた。2番手フェルスタッペン、3番手ペレスというトップ3で、4番手以下サインツ、ボッタス、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ガスリー、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田となっている。メルセデス勢はハミルトンが11番手、ジョージ・ラッセルも14番手とトップ10に入ることができなかった。

セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1第2戦サウジアラビアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
2022年F1第2戦サウジアラビアGP バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
ケビン・マグヌッセン(ハース)
2022年F1第2戦サウジアラビアGP ケビン・マグヌッセン(ハース)
角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第2戦サウジアラビアGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■2022年F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 16 C.ルクレール フェラーリ 1’29.735 23
2 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1’29.768 12
3 11 S.ペレス レッドブル 1’29.833 16
4 55 C.サインツ フェラーリ 1’30.009 22
5 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’30.030 22
6 31 E.オコン アルピーヌ 1’30.139 16
7 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’30.148 11
8 20 Kマグヌッセン ハース 1’30.262 18
9 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’30.296 17
10 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’30.415 19
11 44 L.ハミルトン メルセデス 1’30.707 17
12 47 M.シューマッハー ハース 1’30.765 17
13 24 周冠宇 アルファロメオ 1’30.946 20
14 63 G.ラッセル メルセデス 1’30.983 15
15 18 L.ストロール アストンマーティン 1’31.067 18
16 3 D.リカルド マクラーレン 1’31.186 16
17 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’31.374 16
18 27 N.ヒュルケンベルグ アストンマーティン 1’31.424 18
19 4 L.ノリス マクラーレン 1’31.529 17
20 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’31.992 13