2022年F1サウジアラビアGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=9番手/2=5番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=15番手/2=6番手だった。
トラックサイド・エンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、この日もメルセデスはバウンシングの問題を解決するための実験を行ったが、解決策はまだ見つかっていないと述べている。ポジティブな点としては「バーレーンと比べると、マシンバランスは向上しているし、タイヤのデグラデーションの状況については非常に満足している」ということだ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=9番手(1分32秒364:ソフトタイヤ/20周)/2=5番手(1分30秒513:ソフトタイヤ/24周)
まずまずな1日だった。前戦に抱えていた問題の多くがまだ残っており、それを克服しようとしているところだ。ここはハイスピードコーナーがあって、その面では前回よりも少し厳しいが、路面のグリップはとてもいい。あとはストレートでもう少しスピードを見つける必要がある。
今夜も懸命に作業に取り組み、今日集めたデータを理解し、明日の予選に向けてベストな状態に持っていきたい。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=15番手(1分32秒839:ソフトタイヤ/19周)/2=6番手(1分30秒664:ソフトタイヤ/29周)
ジェッダは信じられないほどハイスピードで爽快なサーキットだから、また戻ってくることができてうれしい。ただ、僕たちはまだ先週のバーレーンで直面したのと同じ問題を抱えている。レッドブルやフェラーリとのギャップを縮めるためには、膨大な作業をこなす必要があることは分かっている。
今週はポイント獲得のチャンスを最大限生かすために戦う。明日の予選ではすべてを出し尽くすつもりだ。ここでは何だって起こり得るから、可能な限り多くのポイントを獲得できるポジションにいることが重要だ。