ウイリアムズ・レーシングは、2度のWシリーズチャンピオンであるジェイミー・チャドウィックが、同チームのドライバー・アカデミーのメンバーとして残留することを発表した。
F1に参戦することを目指すチャドウィックは、2019年にウイリアムズの若手ドライバー育成プログラムであるドライバー・アカデミーに加入、グランプリの週末にはグローブの拠点でシミュレーター作業を行ってきた。
イギリス出身23歳のチャドウィックは、2019年、2021年と女性のみのWシリーズでタイトルを獲得、2022年も同シリーズに参戦し、引き続き自身の才能をF1上層部に示すことを望んでいる。今季Wシリーズの全8ラウンドは、グランプリのレースウイークエンドに開催される。
「ウイリアムズと引き続き仕事ができることをうれしく思います」とチャドウィックは語った。
「過去3年にわたってチームの皆さんから多くのサポートを受けてきました。またシミュレーター作業は、私自身のレース活動においてとても役立っています」
「2022年シーズンを通して自分の仕事を継続することを楽しみにしています。チームは2022年Wシリーズに参戦する私を応援してくれると思います」
「今後もグリッド上でウイリアムズの名を代表していくことを本当に誇りに思います」
ウイリアムズ・レーシングのスポーティングディレクターを務めるスベン・スミーツは、次のように付け加えた。
「ジェイミーが引き続き我々のチームの一員でいることを大変うれしく思う。2021年Wシリーズ選手権での素晴らしい活躍は、彼女の才能とスキルに対する我々の評価をさらに高めることになった。我々が彼女の素晴らしい成功の一助となれたことは喜びだ」
「モータースポーツへの女性の進出を推進するジェイミーの役割は、大変重要であり称賛に値する」
「彼女はこのスポーツの素晴らしいアンバサダーであり、2022年シーズンを通して彼女と仕事をすることが楽しみだ」
ウイリアムズ・ドライバー・アカデミーには、チャドウィックの他に、ローガン・サージェント、オリバー・グレイ、ザック・オサリバンが所属している。
ウイリアムズは、2022年もジャック・エイトケンがリザーブドライバーを務めることも明らかにしている。