2022年F1バーレーンGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、トラブルにより57周のレースを56周でリタイアした。
スタートで4番グリッドから6番手にポジションを落とした後、10周目に4番手に復帰、その後、一貫してその位置を走行していた。レース終盤にチームメイトのマックス・フェルスタッペンがトラブルでリタイアしたことで3番手に繰り上がった後、ペレスのマシンにも問題が発生、スピンを喫してリタイアとなった。
レース終了直後の時点で、チームは、2台に燃料ポンプのトラブルが発生したとの見解を示している。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=18位(リタイア)
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
シーズンのスタートを素晴らしい形で切ることができるはずだったのに、残念ながら望んでいた結果をつかむことができなかった。目指していたリザルトを達成できなかったことは、とても残念だ。最終ラップまで、表彰台獲得がほぼ確実な状況だったんだ。
最後から2周前ぐらいから、パワーの低下を感じていた。問題があることは分かっていたし、マックスのマシンに問題が起きていることも知っていた。彼のマシンに起きたのと同じような問題が僕のマシンにも発生した。今の時点では、燃料システムの問題が出たのだと考えている。それによってエンジンが止まってしまった。
受け入れるのは難しいけれど、ポジティブな面に目を向けて、来週のジェッダでは、より強くなって戻ってくるよ。問題の根本原因を突き止めることができると信じている。僕たちは素晴らしいチームだし、皆を心から信頼しているからね。
今日のことはとても残念だし、シーズンのスタートをいい形で切ることができなかった。でもF1の一年は長い。まだ1レースしか終わっていないんだ。