2022年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールが優勝、カルロス・サインツが2位に続いた。フェラーリにとって、2019年シンガポールGP以来の1-2フィニッシュだった。ルクレールは自身3度目の勝利を、ポールポジションから達成、ファステストラップも記録と、F1キャリア初のハットトリックを成し遂げた。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=1位
1番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ミディアム→ソフト
今シーズンを迎えるにあたって、自分たちが過去2年間よりも良いポジションにいることは分かっていたが、具体的にどのあたりに位置するのかは分からずにいた。勝つ力があるマシンでトップに戻ってくることができた。信じられないような気分だよ。
チーム全員に心から感謝している。皆、素晴らしい仕事をしてくれた。この勝利は皆のものだ。
タフなレースのなかで、自分の力を出し切った。後方に少しギャップを築いているときには、レースをコントロールし、ギャップをうまく管理できていると感じていた。
でも1回目のピットストップの後、状況が少し厳しくなった。マックス(・フェルスタッペン)が3度、仕掛けてきたんだ。彼に前に行かれるたびに、ポジションを取り返すために適切な位置取りをする必要があった。
セーフティカーが出た途端に、それまで築いたギャップがなくなり、またゼロからやり直さなければならなくなった。ベストなリスタートをしなければならないことは分かっていた。うまくやれてよかったよ。
マシンの開発がこれまで以上に重要になっていくだろう。常に最高の状態でいる必要があるんだ。
今週末に関しては、僕たちはすべてをうまくやった。ポールポジション、ファステストラップ、優勝と2位をチームのために獲得した。フォルツァ・フェラーリ!”
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=2位
3番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ミディアム→ソフト
今日は間違いなく、チーム全員にとってお祝いすべき一日だ。1-2でシーズンをスタートできたことは、皆がこの2年間努力し続けてきたことへの完璧なご褒美だよ。素晴らしい勝利を挙げたシャルルにおめでとうと言いたい。
この喜びを世界中のティフォシと分かち合いたい。トップで戦えずにいる時も、いつも彼らのサポートを感じていた。
僕もこの結果をとても喜んではいるけれど、自分自身のレースには満足していない。フェラーリに加入して以来、最もハードなレースのひとつといっていいだろう。マシンに完璧になじんでいる感じがしなかった。理由を調べる必要があるね。
でも、今日はこの素晴らしい結果を皆で祝う時だ。フェラーリを本来の位置であるトップに戻すための大きな努力が、今日実を結んだ。この喜びをかみしめる資格が皆にあるんだ。
来週のサウジアラビアでもプッシュし続けるよ。フォルツァ・フェラーリ!