マックス・フェルスタッペンは、NetflixのF1ドキュメンタリーシリーズ『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のインタビューには応じないという考えを変えることはないと述べている。現世界王者のフェルスタッペンは、同シリーズが物語を「誇張した」として協力を拒んでいる。
『Drive to Survive』は、2018年から撮影がスタート、2021年のF1を扱った第4シーズンが今月から公開されている。同シリーズは大きな成功を収めているものの、昨年のF1のファン投票で最も人気のあるドライバーに選ばれたフェルスタッペンの協力を得られずにいる。フェルスタッペンはこの番組に対して批判的な考えを持っているのだ。
「彼らは実際にはないライバル関係をいくつかでっち上げた」と、フェルスタッペンは昨年のオースティンで語った。
「だから僕は参加しないと決めて、それ以降はインタビューを受けていない。そうすれば、見せられることが何もなくなるから」
『Drive to Survive』第4シーズンの配信を前に、フェルスタッペンはバーレーンにおいて、同シリーズに対する彼の意見は変わっていないと語った。
「考えを変えるつもりはない。シーズン1の時点ですでにダメになっていたと思う。僕は自分のことを、地に足の着いた人間だと思っているし、事実を望んでいる。誇張されるのはごめんだ」
「Netflixにとって、それが必要であることはもちろん理解している。Netflixのあらゆるシリーズ、ドキュメンタリーといったものがそうであることもね。でも僕には向いていないというだけだ」
フェルスタッペンは、番組への協力は拒否しているものの、見ないと決めているわけではないと述べている。
「どれだけ大げさなことをやっているのか、見るかもしれない。そして自分の生活を続けていくよ」とフェルスタッペン。「Netflixの他のドキュメンタリーも見るかもしれない」