3台体制で復帰のハルダー兄妹、最後の1台にJAS開発生のジャック・ヤングを起用/TCRヨーロッパ

 2年ぶりにTCRヨーロッパ・シリーズに復帰し、3台体制を敷くことをアナウンスしたハルダー・モータースポーツは、ともにTCRシリーズでの優勝経験を持つ兄のマイクと妹ミシェルのハルダー兄妹に加え、最後の1台となるレースシートにジャック・ヤングの起用を発表。ヤングは今季も引き続き、ホンダの開発部隊であるJASモータースポーツによるドライバー開発プログラムの継続も決まっている。

 北アイルランド出身で現在20歳のヤングは、ティーンエイジャーの頃からTCRシリーズに積極的に参戦し、スイスのヴコビッチ・モータースポーツが開発したルノー・メガーヌR.S.TCRの開発などに従事してきた。

マイク&ミシェルのハルダー兄妹、今季は3台体制へ。17歳スペインの新星も参戦継続/TCRヨーロッパ

 ともにTCRシリーズでの優勝経験を持つ兄のマイクと妹ミシェルのハルダー兄妹は、2022年に向けハルダー・モータースポーツとしてTCRヨーロッパ・シリーズに復帰し、3台体制を敷くことをアナウンス。2020年にFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRで戦って以来の欧州リージョン選手権復帰を決めた。また、2021年にホンダ系のブルータル・フィッシュ・レーシングからシリーズデビューを飾ったスペイン出身の17歳、イシドロ・カジェハスは今季ボルケーノ・モータースポーツに移籍し、新たにクプラ・レオン・コンペティションTCRをドライブすることが決まっている。