角田裕毅初日12番手「初のコースを自信を持って走れた。正しい方向に進んでいる」3基目PU投入も明らかに/F1第3戦

 2022年F1オーストラリアGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=11番手/2=12番手だった。

 金曜FP1スタート時、FIAは角田裕毅のパワーユニット(PU)のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのそれぞれ3基目が投入されたことを明らかにした。これらのエレメントはシーズン中3基まで使用することができ、今回ペナルティは受けない。

F1オーストラリアGP FP2:初日最速はフェラーリのルクレール。フェルスタッペン、サインツが続く

 2022年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は12番手だった。

 初日フリー走行2回目は現地時間午後4時から、気温21度、路面温度31度、微風のコンディションで始まった。ただし灰色の雲が垂れ込み始めており、セッション中の降水確率は40%まで上がっている。FP1終盤にコース上で止まったセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は、パワーユニットを全交換。セッションが始まってもその作業が続いている。

【タイム結果】F1第3戦オーストラリアGPフリー走行2回目

 2022年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は12番手だった。

F1オーストラリアGP FP1:3年ぶりのメルボルンでサインツが首位発進。大幅なコース改修の効果も

 2022年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのカルロス・サインツがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

 オーストラリアGPの開催は、2020年開幕戦がチームスタッフの新型コロナウイルス感染で直前に中止となって以来、実に3年ぶりとなる。今回の再開に際してアルバートパーク・サーキットは、大規模なコース改修が施された。ターン1、3、6、13などのコース幅拡幅に加え、ターン9、10のシケインが取り払われストレートに。その結果、かなりのハイスピードコースに生まれ変わった。

【タイム結果】F1第3戦オーストラリアGPフリー走行1回目

 2022年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのカルロス・サインツがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

ラリーに挑んだレーサーその1、元F1王者キミ・ライコネン【WRC Topic】

 JRC全日本ラリー選手権でヘイキ・コバライネンが開幕2連勝(新城、唐津)を飾った。しかも、全ステージベストタイムというオマケつきだ。彼のマシン、シュコダ・ファビアR5の戦闘力が高く、ダンロップタイヤもクルマと路面にマッチしていたようだが、それにしてもトップカテゴリーに挑戦していきなり2連勝とは恐れ入る。

 ラリードライバーとしても、素晴らしいセンスを備えていることは間違いない。今年、11月に開催が予定されているWRC第13戦『ラリージャパン』にも出場を検討しているようなので、とても楽しみだ。

ハースF1、スペアシャシーなしでオーストラリアGPに臨む。シューマッハーのクラッシュの影響

 ハースF1チームは、前戦サウジアラビアGPでミック・シューマッハーがクラッシュした影響で、スペアシャシーなしでオーストラリアGPを戦うことになる。

 サウジアラビアの予選でシューマッハーは大クラッシュを喫し、幸いけがはなかったものの、マシンが大破したことで決勝を欠場することになった。このシャシーはヨーロッパのファクトリーに送られて、徹底的な検査が行われる。チームはオーストラリアではスペアシャシーをシューマッハーに使わせるために準備を整えた。

ボッタス、ハミルトンとの仲は変わっていないと語る「もうチームメイトではないが、いい関係を築いている」

 バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンはもはやチームメイトではないが、長年かけて築かれたふたりの強固な友情に変わりはないとボッタスは述べている。

 ハミルトンとボッタスは、メルセデスで5シーズンにわたってともにレースをした。ボッタスはメルセデスで世界タイトルを獲れなかったが、2017年から2021年のハミルトンのレコードである49勝と4回の世界タイトル獲得という目覚ましい実績に大きく貢献していた。

フェルスタッペン「大変更されたコースでマシンのパフォーマンスを確認するのが楽しみ」/F1第3戦プレビュー

 今週末、2019年以来のF1オーストラリアGPが開催される。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で中止が続いてきたオーストラリアGPが2022年にはようやく開催可能となり、コース変更が行われたアルバートパーク・サーキットをドライバーたちは初めて体験することになる。

 2019年の開催の後、路面は完全に再舗装され、ターン1、6、最後のひとつ前のコーナー、ターン15など、いくつかのコーナーの幅が広げられ、ターン9とターン10だったシケインが取り除かれた。これによりオーバーテイクのチャンスが拡大するものと期待されている。

リカルド、母国オーストラリアGPでのマクラーレンF1復活に期待「いいことが起こる兆しはある」

 2022年シーズン苦戦が続くマクラーレンF1のダニエル・リカルドは、3年ぶりに開催される母国オーストラリアでのグランプリにマクラーレン復活の期待を寄せている。

 新型コロナウイルスの影響により、2年連続で開催中止となったオーストラリアGP。F1唯一のオーストラリア人ドライバーであるリカルドにとって、今週末は心待ちにした母国グランプリとなる。ただし、リカルドがオーストラリアGPに期待しているのはそれだけの理由ではない。