F1バーレーンGP FP2:初日最速はフェルスタッペン、ロングランでも安定したペースで走行。角田は14番手

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

 FP2の始まった現地時間午後6時、太陽はすでに沈み、気温17.9度、路面温度も一気に25度まで下がった。天候はいうまでもなく快晴。相変わらずやや強い風が、メインストレートでは向かい風となって吹いている。

【タイム結果】F1第1戦バーレーンGPフリー走行2回目

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

F1バーレーンGP FP1:アルファタウリのガスリーが首位発進。テストから好調のフェラーリ勢が2、3番手

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行われ、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。

 2022年シーズンの最初のセッション。車体の技術規約が大きく変わり、各チームは実に個性的なデザインのマシンを繰り出してきた。果たして昨年同様、メルセデスとレッドブルが2強として君臨するのか、それとも新たな勢力が台頭するのか。

【タイム結果】F1第1戦バーレーンGPフリー走行1回目

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行われ、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。

新F1レースディレクター、バーレーンGPのトラックリミット規定をシンプル化。DRSゾーンは昨年同様3カ所

 2022年F1開幕戦バーレーンGPを前にした木曜、新たにFIA F1レースディレクターに就任したニールス・ヴィティヒが、チームおよびドライバーに対して週末のガイドラインを発表した。そのなかで、トラックリミットの規定が昨年よりもシンプルにされたことが明らかになった。

 2021年最終戦アブダビGPで、レギュレーションに反した形でセーフティカーの運用を行ったレースディレクター、マイケル・マシが外れ、今年からヴィティヒとエドゥアルド・フレイタスが交代でレースディレクターを務めることが決まった。

FIA、メルセデスF1の“スペースシップミラー”デザインは合法と認める。不満を抱くフェラーリ、規則明確化を要求へ

 F1全チームの代表者とFIAが参加する技術諮問委員会の会合において、メルセデスがバーレーンテストでW13に導入した革新的なミラーデザインの合法性が議題として取り上げられ、FIAはこのデザインは合法であるとの見解を示した。

 W13のミラーステーが空力的な効果を狙ったデザインであるとして、レッドブルとフェラーリを筆頭にいくつかのチームが問題視している。しかし、レギュレーションに違反しているわけではないとの見方が大勢を占めており、2022年F1開幕戦バーレーンGPを前にした3月15日に実施されたFIA技術諮問委員会の初会合においても、FIAは合法であることを確認、メルセデスにこのデザインの使用を禁じる根拠はないと判断した。

F1マシンの最低重量引き上げが正式決定、3kg増の798kgに。セーフティカー規則の小変更も明らかに

 2022年のF1マシン最低重量は795kgに定められていたが、FIAは、3月17日に発表した技術レギュレーション最新版において、これを3kg引き上げることを明らかにした。

 新世代F1マシン導入に伴い、燃料抜きのマシンの最低重量は43kg増の795kgに定められていた。しかしほとんどのチームはこの値に近づけることができず、特にレッドブルは苦労しており、理想的な重量に持っていけたのはアルファロメオのみだと考えられていた。

レッドブルRB18に抱く疑問と意外な高評価マシン【サム・コリンズのF1全10チーム開幕直前チェック】

 2022年F1シーズンが3月18日~20日のバーレーンGPで開幕する。どのチームが初戦で強さを見せ、どのチームが苦しむのか。テストの情報のみで各マシンの真の速さや序列を予想するのは難しいが、formula1.comでの解説でもお馴染みのF1ジャーナリスト、サム・コリンズ氏が、プレシーズンテスト期間の6日間、各マシンを観察した印象をまとめてくれた。

【動画】2022年のF1マシンを改めてチェック。メルセデスが新車W13の開発ポイントを語る

 9年連続のコンストラクターズタイトルを狙うメルセデスF1。チームが新たに公開した動画では、テクニカルディレクターのマイク・エリオットと、パワーユニット(PU)部門の責任者であるハイウェル・トーマスのふたりが、2022年型マシン『W13』について語っている。

「ノーズの先端からマシンの後端まですべてが新しい」とエリオットが語るように、大幅なレギュレーション変更により、W13は2021年型マシン『W12』から大きく変貌を遂げた。

フェルスタッペンが新シーズン開幕に向け意気込み「重要なのは安定した週末にすること」/F1バーレーンGPプレビュー

 マックス・フェルスタッペンは、今週末の開幕戦バーレーンGPでレッドブルが多くのポイントを獲得し優勝を飾るためには、大きな問題のない“安定した週末”が鍵になると述べている。

 プレシーズンテスト終了後、レッドブルはフェラーリとともに2022年シーズンのF1においてトップ候補になるだろうと見られていた。レッドブルのRB18はスピードと高い信頼性を示してみせたが、F1の現世界王者フェルスタッペンは、バーレーンGPでチームがそれと同等以上の力を発揮すると期待している。