フェルスタッペンが初日トップ「すごく満足。フェラーリとの戦いが楽しみ」F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=5番手/2=1番手だった。

 チーム代表クリスチャン・ホーナーは、今週末はフェラーリとの戦いになるとの見方を示している。「フェラーリは非常に速い。(シャルル・)ルクレールも(カルロス・)サインツも速かった。プレシーズンテストでも、彼らは常に非常に印象的なパフォーマンスを見せていた」とホーナーはSky Sportsに対してコメントしている。

F1バーレーンGP FP2:初日最速はフェルスタッペン、ロングランでも安定したペースで走行。角田は14番手

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

 FP2の始まった現地時間午後6時、太陽はすでに沈み、気温17.9度、路面温度も一気に25度まで下がった。天候はいうまでもなく快晴。相変わらずやや強い風が、メインストレートでは向かい風となって吹いている。

【タイム結果】F1第1戦バーレーンGPフリー走行2回目

 2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。

新F1レースディレクター、バーレーンGPのトラックリミット規定をシンプル化。DRSゾーンは昨年同様3カ所

 2022年F1開幕戦バーレーンGPを前にした木曜、新たにFIA F1レースディレクターに就任したニールス・ヴィティヒが、チームおよびドライバーに対して週末のガイドラインを発表した。そのなかで、トラックリミットの規定が昨年よりもシンプルにされたことが明らかになった。

 2021年最終戦アブダビGPで、レギュレーションに反した形でセーフティカーの運用を行ったレースディレクター、マイケル・マシが外れ、今年からヴィティヒとエドゥアルド・フレイタスが交代でレースディレクターを務めることが決まった。

FIA、メルセデスF1の“スペースシップミラー”デザインは合法と認める。不満を抱くフェラーリ、規則明確化を要求へ

 F1全チームの代表者とFIAが参加する技術諮問委員会の会合において、メルセデスがバーレーンテストでW13に導入した革新的なミラーデザインの合法性が議題として取り上げられ、FIAはこのデザインは合法であるとの見解を示した。

 W13のミラーステーが空力的な効果を狙ったデザインであるとして、レッドブルとフェラーリを筆頭にいくつかのチームが問題視している。しかし、レギュレーションに違反しているわけではないとの見方が大勢を占めており、2022年F1開幕戦バーレーンGPを前にした3月15日に実施されたFIA技術諮問委員会の初会合においても、FIAは合法であることを確認、メルセデスにこのデザインの使用を禁じる根拠はないと判断した。

F1マシンの最低重量引き上げが正式決定、3kg増の798kgに。セーフティカー規則の小変更も明らかに

 2022年のF1マシン最低重量は795kgに定められていたが、FIAは、3月17日に発表した技術レギュレーション最新版において、これを3kg引き上げることを明らかにした。

 新世代F1マシン導入に伴い、燃料抜きのマシンの最低重量は43kg増の795kgに定められていた。しかしほとんどのチームはこの値に近づけることができず、特にレッドブルは苦労しており、理想的な重量に持っていけたのはアルファロメオのみだと考えられていた。

レッドブルRB18に抱く疑問と意外な高評価マシン【サム・コリンズのF1全10チーム開幕直前チェック】

 2022年F1シーズンが3月18日~20日のバーレーンGPで開幕する。どのチームが初戦で強さを見せ、どのチームが苦しむのか。テストの情報のみで各マシンの真の速さや序列を予想するのは難しいが、formula1.comでの解説でもお馴染みのF1ジャーナリスト、サム・コリンズ氏が、プレシーズンテスト期間の6日間、各マシンを観察した印象をまとめてくれた。

【動画】2022年のF1マシンを改めてチェック。メルセデスが新車W13の開発ポイントを語る

 9年連続のコンストラクターズタイトルを狙うメルセデスF1。チームが新たに公開した動画では、テクニカルディレクターのマイク・エリオットと、パワーユニット(PU)部門の責任者であるハイウェル・トーマスのふたりが、2022年型マシン『W13』について語っている。

「ノーズの先端からマシンの後端まですべてが新しい」とエリオットが語るように、大幅なレギュレーション変更により、W13は2021年型マシン『W12』から大きく変貌を遂げた。

角田裕毅、2年目のシーズンに向け準備万端「プレッシャーは感じていない」/F1バーレーンGPプレビュー

 角田裕毅は、2021年よりもはるかにしっかりと準備を整え、2022年シーズンに向けた明確な目標を持ってアルファタウリでの2シーズン目に臨む。

 角田は1年前にバーレーンで力強いF1デビューを飾ったが、その後のシーズン中はミスが散見され、フィジカル面での苦戦が目立った。しかし21歳の角田は、チーム代表であるフランツ・トストの指導の下で多くの貴重な教訓を学び、身体的コンディションを強化するために厳格な食事管理とトレーニングプログラムに身を投じた。

アストンマーティンF1、AMR21の実車パーツを使用した最先端シミュレーターをベッテルの自宅に納品

 アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、2021年型マシン『AMR21』の研究開発用シャシーをベースにした、最先端のシミュレーターをセバスチャン・ベッテルの自宅に納品した。

 F1のような世界規模の選手権では、ロジスティクスや時間の制約のためにシミュレーターの時間を確保することが難しい。しかし、ホームシミュレーターの導入によって、ベッテルはグランプリの週末を前に“ゾーン”に入れるようになる。