今週末4月7~10日にアルバートパーク・サーキットで開催されるF1第3戦オーストラリアGPに先立ち、フェルナンド・アロンソとセルジオ・ペレスがRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの現役レースカーを初体験する機会が実現した。
それぞれBWTアルピーヌF1チームとオラクル・レッドブル・レーシングに所属するふたりは、週末2回のスーパーカー予選セッションに続いて、特別にアレンジされたデモンストレーションラップのためにトラックイン。
今週末4月7~10日にアルバートパーク・サーキットで開催されるF1第3戦オーストラリアGPに先立ち、フェルナンド・アロンソとセルジオ・ペレスがRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの現役レースカーを初体験する機会が実現した。
それぞれBWTアルピーヌF1チームとオラクル・レッドブル・レーシングに所属するふたりは、週末2回のスーパーカー予選セッションに続いて、特別にアレンジされたデモンストレーションラップのためにトラックイン。
4月5~6日、ドイツ・ホッケンハイムでDTMドイツ・ツーリンカー選手権の2022年シーズン開幕前の公式テストが行われ、アテンプト・レーシングの“ルーキー”、マリウス・ツークが66号車アウディR8 LMS Evo IIを駆り2日間の総合トップタイムをマークした。
19歳のドイツ人ドライバーは、エスミー・ホウキー(T3モータースポーツ)と開幕戦でニック・キャシディの代役を務めるセバスチャン・ローブ(レッドブル・アルファタウリ・AFコルセ)を除く28名が参加したテストの初日、午後のセッション2で1分38秒344をマーク。2日目に設けられた2回のセッションでこのタイムが更新されなかったため、プレシーズンテスト最速ドライバーとなった。
2022年のBTCCイギリス・ツーリングカー選手権より名門ウエスト・サリー・レーシングとのジョイントチームを発足したMBモータースポーツは、世界初の共通ハイブリッド機構を導入する新シーズン開幕に先駆け、新たな公式開発ドライバーにチャーリー・マーティンを起用するとアナウンスした。2022年後半にはWSRが走らせる『BMW 330e Mスポーツ』のテストが予定されている。
マーク・ブランデル率いるMBモータースポーツは、FK8型ホンダ・シビック・タイプRやフォード・フォーカスST時代から関係の続くジェイク・ヒルを継続起用し、2022年は新たにMBモータースポーツ・パワード・バイ・ロキットとしてBTCCに参戦。車両もWSR謹製のワークススペックBMWを走らせる。
NASCARのストックカーシリーズ最高峰で”キング”・リチャード・ペティに並ぶ史上最多の7回もチャンピオンとなったジミー・ジョンソンが昨シーズンからNTTインディカー・シリーズに参戦を始めた。
“オープンホイールのオーバルレースは危険過ぎる”という奥方の強い反対に合い、彼はストリートとロードコースだけに出走した。カリフォルニア生まれのジョンソンは、オフロードでキャリアをスタートさせてインディカーまで上り詰めたメアーズ兄弟(弟のリックはインディ500で史上最多タイの4勝)に憧れ、彼らと同じルートを辿ってレースの世界に入った。
ホンダは3月21日、ホンダおよびアキュラブランドで販売される量産車両、およびIMSAやインディカーなどのレース車両の開発テストを目的に、およそ1億2400万ドル(約152億円)をかけて新たな風洞施設『ホンダ・オートモーティブ・ラボラトリーズ・オブ・オハイオ(HALO)』をアメリカ・オハイオ州に開設し、運用をスタートさせた。
創設2年目を迎える南半球のTCRリージョン選手権、TCRサウスアメリカ・シリーズが開幕。4月2~3日の週末にブラジル・ヴェロチッタで開催されたオープニングイベントでは、元インディカー経験者のアナ・ベアトリスことビア・フィゲレイドもデビューを果たし、コブラ・レーシングチームのアウディRS3 LMSでの今季フル参戦が決定するなど、全18台のエントラントが集った。
その予選から強さを披露したのが、昨季使用したホンダよりクプラへのスイッチを決めたW2プロGPで、最前列スタートを切ったラファエル・レイス(クプラ・レオン・コンペティションTCR)がレース1でポール・トゥ・ウインを達成。続くリバースグリッドのレース2では混乱に次ぐ混乱を経て、PMOモータースポーツのリンク&コー03 TCR艦隊、ファブリツィオ・ペッツィーニとホセ-マヌエル・サパーグがワン・ツーフィニッシュを決めている。
4月4日、DTMドイツ・ツーリンカー選手権を運営するITR GmbHは、4月5~6日にドイツ、ホッケンハイムでオフィシャルテストが行われるのに先立ち、29台のGT3カーが参戦する2022年シーズンの暫定エントリーリストを発表した。
WRC世界ラリー選手権で9連覇を果たしたレジェンド、セバスチャン・ローブの開幕戦参戦が決まったことによって完成した今季の暫定エントリーリストには、メルセデスAMG、アウディ、BMWのドイツ車メーカーとランボルギーニ、フェラーリ、そしてDTM初参戦となるポルシェを加えた計6つのブランドを確認することができる。
4月2~3日の週末にアメリカ・バージニア州リッチモンド・レースウェイで開催された、2022年のNASCARカップシリーズ第7戦『トヨタ・オーナーズ400』は、そのイベント冠名どおり北米トヨタの故郷のひとつでもあるチェスターフィールドのトラックで、デニー・ハムリン(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が今季初優勝。2022年最初の勝利をこれ以上ない場所で記録すると同時に、ケビン・ハーヴィック(スチュワート・ハース・レーシング/フォード・マスタング)とウイリアム・バイロン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)をわずか0.552秒差で抑え、トヨタ・カムリが新車両規定“Next-Gen”での初勝利を飾っている。
ロードコース決戦となった前週のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)に続き、0.75マイルのショートオーバルで開催された第7戦は、開幕から数戦を経た現状でも「新規定マシンのスピードをまだ探っている状態」としながらも、トヨタ陣営のJGR勢が好調さを披露。最初のプラクティスでカイル・ブッシュ(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が最速タイムを記録した。
WRC世界ラリー選手権の9連覇王者であるセバスチャン・ローブが、フェラーリ488 GT3 Evoを走らせるレッドブル・アルファタウリ・AFコルセのドライバーとしてDTMドイツ・ツーリンカー選手権にデビューすることが正式発表された。
今季のWRC開幕戦モンテカルロで優勝したラリー界のスターは、4月29日から5月1日にかけてポルトガルで行われる2022年シーズン開幕戦ポルティマオにおいて、ニック・キャシディの代役を務める。
3月26日に開催された全7戦のワンメイク・ラリーシリーズ、2022ボウラー・ディフェンダー・チャレンジのノースウェールズ・レグに、映画『007』でスタントドライバーを務めるマーク・ヒギンズが、ジェームズ・ボンド映画60周年にちなんだ特別リバリーを施した『ランドローバー・ディフェンダー90』で参戦。ブリティッシュ・ラリー選手権(BRC)で3度のタイトル獲得経験を持ち、WRC世界ラリー選手権でも活躍したヒギンズは、ジェームズ・ボンド映画のスタントドライバーとしてライバルに1分41秒の差をつけ、55分12秒のタイムで優勝を飾っている。
第1作目『007/ドクター・ノオ』が1962年10月5日に公開されてから、2022年で60周年を迎えるジェームズ・ボンド映画シリーズは、1983年公開の『007/オクトパシー』から、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで約40年もの間、ランドローバーとの協力関係を築いてきた。