ペレス「ベストなセットアップを見つけるため、やるべきことがまだ残っている」レッドブル/F1第1戦金曜

 2022年F1バーレーンGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=10番手/2=7番手だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=10番手(1分35秒050:ミディアムタイヤ/23周)/2=7番手(1分32秒958:ソフトタイヤ/20周)

フェルスタッペンが新シーズン開幕に向け意気込み「重要なのは安定した週末にすること」/F1バーレーンGPプレビュー

 マックス・フェルスタッペンは、今週末の開幕戦バーレーンGPでレッドブルが多くのポイントを獲得し優勝を飾るためには、大きな問題のない“安定した週末”が鍵になると述べている。

 プレシーズンテスト終了後、レッドブルはフェラーリとともに2022年シーズンのF1においてトップ候補になるだろうと見られていた。レッドブルのRB18はスピードと高い信頼性を示してみせたが、F1の現世界王者フェルスタッペンは、バーレーンGPでチームがそれと同等以上の力を発揮すると期待している。

他車の後ろを走る際の新型F1マシンの挙動は「予測も制御もしやすくなった」とフェルスタッペン

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1の新スペックマシンは先行車の後ろを走る時により“制御”できるようになり、急に起きるアンダーステアやオーバーステアに苦しむことはもうないだろうと述べている。

 F1の新レギュレーションの第一の目的は、グラウンドエフェクトを活用して、マシン後部に渦巻く乱気流の量を最小限に抑える新世代のマシンを作り出すことにあった。それによりドライバーたちはコーナーで互いに距離を縮めて追いかけることが可能になり、ホイール・トゥ・ホイールのアクションが改善されることになる。

人気F1ドキュメンタリー番組に批判的なフェルスタッペン、今後も協力には応じない方針

 マックス・フェルスタッペンは、NetflixのF1ドキュメンタリーシリーズ『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のインタビューには応じないという考えを変えることはないと述べている。現世界王者のフェルスタッペンは、同シリーズが物語を「誇張した」として協力を拒んでいる。

『Drive to Survive』は、2018年から撮影がスタート、2021年のF1を扱った第4シーズンが今月から公開されている。同シリーズは大きな成功を収めているものの、昨年のF1のファン投票で最も人気のあるドライバーに選ばれたフェルスタッペンの協力を得られずにいる。フェルスタッペンはこの番組に対して批判的な考えを持っているのだ。