非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のモデルマウスや患者の肝臓では、オートファジー関連遺伝子(ATG)3の発現量が増加しており、ATG3が脂肪肝に関与する重要な因子であることが示された。結果は、スペインの研究者らによりJournal of Hepatology誌2022年1月号で報告された。 NAFLDの患者や動物モデ……
在宅医療に欠かせない訪問診療医の選び方 (日経BP)
病状が悪化して通院が難しくなったとき、医師が定期的に患者の自宅へ出向いて診療や健康管理をするのが訪問診療。がんの患者が自宅で終末期を過ごす際には、訪問診療が不可欠になる。都市部では在宅医療専門のクリニックも増えてきているが、訪問診療医はどのように選べばよいのか。首都圏(東京都、埼……
看護職員の給与引き上げ事業の要綱を提示 (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する非常勤を含む看護職員の給与引き上げが2月に前倒しで実施されることを受け、厚生労働省は1月11日、医療機関に支払う補助金の算定方法を明記した「看護職員等処遇改善事業実施要綱」を都道府県に示した。6月支給予定の概算額は、「賃金改善期間の各月の……
感冒症状はCOVID-19を前提に、ただし問診はサボらずに! (日経BP)
しばらく連載を中断していました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療と対策、指揮、メディア対応などで時間を取られていました。加えて、以前から疲労やストレスがたまると多発アフタが生じた後に全身痛がしばらく続くことがあったのですが、コロナ禍においてその頻度が増えました。あるとき……
トンガ噴火後「大気波動」が地球を周回…気圧上げ、津波を生じさせた可能性 (読売新聞)
南太平洋の島国トンガで15日に発生した大規模噴火で、地球を周回する特殊な強い空気の振動「大気波動」が観測されていたことが東京大地震研究所の調査でわかった。火山噴火での確認は、近代的な観測が始まった1980年代以降では初めて。気圧を上昇させ、津波を生じさせた可能性があるという。 この大気……
しらせ、昭和基地離れる (デイリースポーツ)
【昭和基地=南極観測隊同行記者】南極観測船しらせ(酒井憲艦長)は23日、昭和基地沖を離れた。今後は海洋観測をしながら、南極海を航行。帰国する観測隊員を順次乗せ、3月末には日本に到着する予定だ。 しらせは午前9時(日本時間午後3時)すぎ、汽笛を鳴らして基地沖を「離岸」。基地がある東オング……
衛星が噴火後の波の変動捉える トンガの海底火山噴火 (NHK)
トンガの海底火山の噴火のおよそ半日後、衛星が火山の周辺で波が伝わっていくような波紋を捉えていたことが分かりました。 専門家は、噴火に伴って発生した海面変動を捉えていると分析したうえで、「地震による津波とは波の周期が大きく異なっていることなどが分かり、今回の現象全体の理解につながる……
将棋「王将戦」藤井聡太四冠が2勝目 渡辺明三冠に連勝 (NHK)
将棋の八大タイトルの1つ「王将戦」七番勝負の第2局が大阪で行われ、挑戦者の藤井聡太四冠(19)が、タイトル保持者の渡辺明三冠(37)に勝って2勝目を挙げ、史上最年少での「五冠」達成に、また一歩近づきました。 続きを読む 「王将戦」七番勝負は、藤井四冠が制すると史上最年少となる10代での「五……
大腸癌の1次治療でmFOLFOX6とベバシズマブにニボルマブの併用は主要評価項目を達成せず【ASCO GI 2022… (日経BP)
切除不能進行・再発大腸癌(mCRC)の1次治療として、mFOLFOX6+ベバシズマブに抗PD-1抗体ニボルマブの併用は、mFOLFOX6+ベバシズマブと比較して、主要評価項目の無増悪生存期間(PFS)の有意な延長はなかったことが、フェーズ2試験であるCheckMate 9X8試験で明らかになった。ただしニボルマブの追加で……
中部下部直腸癌に対するロボット支援下手術は短期成績で腫瘍学的な根治性を改善、術後の回復や合併症… (日経BP)
中部下部直腸癌に対するロボット支援下手術は、手術創を縮小し、腫瘍学的な根治性を改善、術後の回復を促進し、術後合併症を減らすことが、中国で行われた多施設共同のランダム化比較試験の短期成績から示された。同試験の主要評価項目である3年時の局所再発率は、2023年末に明らかになる予定である。……