3月31日、スーパーGT GT300クラスに参戦するBUSOU Drago CORSEは、2022年のマシンカラーリングを発表した。BUSOUらしい鮮やかなレッド主体のカラーリングで、チームメンバーは「2022年シーズンに向けて良い準備をすることができた」と2回の公式テストを振り返っている。
これまでホンダNSX GT3を走らせてきた道上龍率いるDrago CORSEと、純国産、開発から製造のすべてを日本国内で行うなど、“ジャパンデザイン”をコンセプトに、日産車のエアロパーツを中心に手がけてきたBUSOUがコラボレーションし、2022年からスーパーGTに参戦することになったBUSOU Drago CORSE。これまで岡山、富士で行われてきた2回の公式テストでは、順調にポテンシャルを上げてきた。
そんなチームは3月31日、BUSOU raffinee GT-Rのマシンカラーリングを発表した。東京オートサロンでの発表会でもステージ上を彩っていた鮮やかなレッドを主体としたカラーがあしらわれ、BUSOU、オリエンタルバイオのブランド『ラフィーネ』、そして埼玉日産の文字が大きく躍る。
チームは2回のテストを経て、開幕に向けた良い準備ができていたと振り返っている。「短い準備期間を経て、すべての公式テストを無事に終えることができました。私にとって初めてGT-Rというマシンに触れ、またダンロップタイヤの理解度を高めれたと思います」というのは、道上龍監督。
「ファンの皆さまには長らくお待たせしましたが、今回BUSOU raffinee GT-Rらしいマシンカラーデザインをお披露目することになり嬉しく思います。チームの士気を高め、強いチームにしていくことが私の仕事だと思っています。これからのBUSOU Drago CORSEの活躍にご期待ください」
また、ドライバーの柳田真孝も「チームの皆さんが、短時間でマシンや体制面での準備をして下さってくれました。とてもハードワークであったことは間違いなかったと思います。その中でシェイクダウンテストから2回の公式テストでチーム一丸となり着実にステップを踏んでマシンの速さ、安定さ、ダンロップタイヤの理解を深めていくことができました」と語った。
「これから迎える2022シーズンに向けて良い準備をすることができたと思います。あとは全力でレースに取り組み、チームの良さを全面に引き出して上位でレースができるように頑張ります。応援宜しくお願い致します」
そして、ひさびさのスーパーGT復帰となる井出有治も「岡山、富士での公式テストをトラブルなく無事に終えることができ、マシンの準備をしてくれたチームに感謝いたします。今は開幕が待ち遠しく思います」と語った。
「2022年シーズンは道上監督の指揮の元、柳田選手と協力し、最高のパフォーマンスが出せるようにしっかりと準備し、今シーズンに挑んでいきますので、BUSOU Drago CORSEに熱い応援よろしくお願い致します」