スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、3月27日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT公式テストで行われたGT300クラスの初参戦ドライバー等に課されるルーキーテストについて、3名のドライバーが合格したと発表した。
スーパーGTでは、スポーティングレギュレーションの第4条 競技許可証(ライセンス)2.、および付則-6のルーキーテスト規定下記にしたがい、下記に該当する者はルーキーテストに参加しなければならない。ドライバーごとの複数周回の平均ラップタイムや走行マナー(スピンやコースアウトすることなく、連続して12周をレーシングスピードで安定して走行する)を材料に、GTAがスーパーGTのドライバーとしてふさわしい技術を保有しているか否かを総合的に判断する。該当項目は下記のとおりだ。
(1)スーパーGTのレース競技会に初めて参加するGT300クラスのドライバー
(2)2シーズン以上スーパーGTレース競技会に参加していないGT300クラスのドライバー
(3)GTAより指名されたドライバー
富士公式テストのうち2日目にあたる3月27日に行われたルーキーテストでは、延べ4回のルーキーテストが行われ、3名が合格した。合格者は下記のとおりだ。野中は初日はドライブせず、2日目午前のウエットで2分を切っていない状態だったが、午後のセッション4で1分40秒907のベストタイムをマークし合格。2021年にフォーミュラリージョナルで優勝も飾った澤は2日目午前、午後にドライブし合格。“松本”武士としてさまざまなレースで大活躍している末廣は、富士公式テストで全セッションでドライブし合格している。
(1)野中誠太 #25 HOPPY team TSCUCHIYA
(2)澤龍之介 #30 apr
(3)末廣武士 #50 Arnage Racing