3月27日、テレビ東京系列でスーパーGTを取り上げる番組として放映されてきた『SUPER GT+』の最終回が放映された。番組では、3月12〜13日に行われた岡山公式テストで取材されたGT500クラスの3メーカーの勢力図、GT300クラスの新車種、ルーキーを取り上げ、2022年シーズン開幕に向けた期待を高め、“チェッカー”を受けた。
2011年から中尾明慶さんをメインMCとし、さまざまなリポーター、ゲストを招きながらスーパーGTの魅力、クルマの魅力を地上波で伝えてきた『SUPER GT+』。3月20日の放送では、27日が最終回となることが明かされ、スーパーGTファンはもちろん多くの反響を呼んだ。
そんな27日の最終回では、3月12〜13日に行われた岡山公式テストで見えたGT500クラスの戦力図、さらにGT300クラスにデビューするトヨタGR86、BMW M4 GT3、ルーキーの野中誠太、木村偉織といった2022年のスーパーGTの見どころを中尾さん、リポーターの岡副麻希さんが伝えた。
番組の最後には中尾さん、岡副さんから最終回に関しての感想が伝えられた。「11年間皆さんとともに歩んできた『SUPER GT+』ですが、残念ながら今回が最終回となります。11年間やらせていただいているから、変な話、人生の一部になっています」と中尾さん。
「プロとしてインタビューに答えてくれて、これだけ全員がモータースポーツを、少しでも皆さんに熱い思いを届けたいと伝わってくる現場だった。自動車業界がよりもっともっと広がっていって欲しいという思いがあります」
また岡副さんは「本当に現場に育ててもらったなって。ここ(スーパーGT)にいる人たちは永遠の青春のようにひとつのことをみんなで成し遂げている」と3年間のリポーターを振り返った。
最後はふたりから「ぜひサーキットで観戦し、エンジンの音を聞いて欲しい」と語り、開幕戦の舞台である岡山国際サーキットのメインストレートで手を振った。モータースポーツを熟知する制作陣、そしてMC、リポーターの情熱とスーパーGT、クルマへの愛に支えられ、『SUPER GT+』は最終回まで走りきった。最終回はTVer等で見逃し視聴も可能だ。