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もうすぐ15歳になる若者は、焼け跡のラジオで敗戦を知りました。当時11歳だった少年は、中国東北部の旧満州で終戦を迎えました▼先の青年は、戦後最も売れた作家といわれた西村京太郎さん。終戦の年に将校を育てる陸軍幼年学校に入り、盾となって天皇を守れとたたき込まれました。のちに当時の心境をこ…