2022年F1バーレーンGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は16番手だった。
FP3は油圧系のトラブルで走行できず。テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、次のようにコメントしている。
「シーズン最初の土曜日は、今年の中団がどれだけ拮抗しているかを浮き彫りにするとともに、クリーンなセッションを行い、走行時間を最大限に活用することの重要性を示した」
「金曜にはドライバーふたりともが苦労し、バランスの問題を理解するために昨夜のうちに大量の作業を行う必要があった。FP3と予選に向けて取った措置は、効果的な改善をもたらしたと言えるものの、パッケージからすべてを引き出したとは私は思っていない。現在のパフォーマンスを向上させながら、さらに前進するためのアップデートを導入するため、大量の作業に取り組んでいく必要がある」
「裕毅は、彼の過失でない理由で、FP3を走れなかった。油圧系の問題が発生したためだ。それによって彼は、限られた時間しか走行できないまま、予選に臨むことになった」
「決勝のなかで裕毅の順位を押し上げることに集中していく。また、(予選10番手の)ピエール(・ガスリー)については、彼をポイント圏内のさらに上に入れるためにどのようなチャンスを作り出せるかを見ていく。明日は非常に激しい戦いになるだろう」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 走行せず
予選 16番手(Q1=16番手1分32秒750:ソフトタイヤ)
とても厳しい一日でした。ここでは気温が低いコンディションではマシンが期待したほどのパフォーマンスを発揮していないことは分かっていましたし、FP3を走ることもできませんでした。それでもQ2進出を目指していたのですが、残念ながらそういう結果にはなりませんでした。
明日、他のチームがどのようなレースペースを発揮するのかは分かりません。もちろん目標はポイント圏内に入ることですが、それは簡単なことではないと思います。