ビリケンなぜ大阪・新世界に 不遇100年、串カツで復活 (日本経済新聞)
大阪市浪速区の繁華街・新世界にはビリケン像が至る所にちょこんと座っている。「足の裏をくすぐれば幸運が訪れる」だけに塗料がはげている。とがった頭、つり上がった目でニカッと笑う。この風変わりな神様はなぜ新世界にだけ根付いているのだろう。「古くから伝わるような由緒ある神様ではありません……
「法の下の平等」を問う=大治朋子 (毎日新聞)
<ka-ron> 「人間の尊厳を、法律が自ら軽視してはならない」 2010年秋、ドイツの首都ベルリンで開かれたドイツ精神医学精神療法神経学会。「ナチ時代の精神医学――回想と責任」と題して講演した当時会長の精神科医、フランク・シュナイダー氏は、ナチス・ドイツ政権下で強行された障害者への不妊手……
民事裁判のデジタル化 審理充実に生かしてこそ (毎日新聞)
司法手続きを効率化するだけで終わってはならない。審理の充実に生かしてこそ、意義がある。 民事裁判のデジタル化に向け、法制審議会が民事訴訟法の改正を法相に答申した。オンラインによる書面提出を弁護士に義務づけ、法廷でのやりとりをウェブ会議形式でも可能にすることが柱だ。 書面や判決文が電……
ウクライナ侵攻 決済網から露排除 暴挙許さない意思示した (毎日新聞)
国際秩序と民主主義を踏みにじる暴挙に最大限の圧力をかけるのは当然だ。 ウクライナに侵攻したロシアを「SWIFT(スイフト)」と呼ばれる国際的な銀行決済網から排除する。米欧が合意し、日本も同調すると決めた。 ロシアの主要銀行は海外と取引することが困難になり、貿易が大幅に減るとみられる。 経……
井上貴博アナウンサー/1 今を伝え、命を守るために (毎日新聞)
<TBS系「東日本大震災11年『Nスタ つなぐ、つながるSP』(仮)」(11日午後1時55分)メインキャスター> 東日本大震災発生から11年。番組として何をすべきか、自分はどう言葉を紡げばいいのか、時を経るごとに難しさを感じます。日本中が被災地のことを思っていた発災直後からは心の差がどんどん生ま……