3月19日から東京都港区のホンダ本社ビル1階のショールーム『Hondaウエルカムプラザ青山』にて、3月16日に亡くなったTEAM KUNIMITSUのチーム総監督、高橋国光さんへの感謝の意を込めた追悼展示が行われている。
19日から実施される追悼展示では、高橋国光さんが1961年のロードレース世界選手権の第2戦西ドイツグランプリで、日本人ライダーとして初めての250ccクラス優勝を飾った『ホンダRC162』に加え、1995年のル・マン24時間レースにて、高橋国光、土屋圭市、飯田章の日本人トリオで挑み、GT2クラス優勝を獲得した『ホンダNSX-GT2』。そして、2018年に山本尚貴、ジェンソン・バトンの手でスーパーGT GT500クラスのシリーズタイトルを獲得したTEAM KUNIMITSUの『RAYBRIG NSX-GT』の3台の車両が展示されている。
そのほか、展示中のホンダNSX-GT2のコックピットに目を向けると、高橋国光選手が使用したヘルメット、レーシングスーツ。そしてそれを纏う当時の写真が添えられている。また、RAYBRIG NSX-GTのそばには2018年のスーパーGT GT500クラスを制した際のドライバーズチャンピオントロフィー、チームチャンピオントロフィーの実物も飾られていた。
追悼展示初日となった19日は、開館直後から多くのファンが訪れ、展示コーナー中央の献花台に花を供える人も。レースファン、そして関係者も含めそれぞれが、思い思いのかたちで、国さんが築いてきた功績に触れていた。
高橋国光さん追悼展示は、3月19日から4月3日まで実施される。Hondaウエルカムプラザ青山の開館時間は10時から18時までとなるが、3月24日のみ13時から18時まで短縮営業となるためご注意を。
・Hondaウエルカムプラザ青山:https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/