2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅はトラブルにより走ることができなかった。
気温22度、路面温度38度というコンディションで、現地時間15時にFP3がスタート。開始から10分ほど経過したところで各車が続々とコースへ出始め、まずはメルセデスのルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルがソフトタイヤで1-2に並ぶが、その後フェラーリのルクレール、カルロス・サインツがメルセデス勢を上回った。
レッドブルはペレスがソフトでトップから0.3秒遅れの2番手タイムを記録。フェルスタッペンも開始から20分を過ぎてコースへ出ると、全セクターで最速タイムを記録し1分33秒035とルクレールを0.7秒上回ってトップに立ちセッションの折り返しを迎えた。アルファタウリの角田はガレージを出る際に油圧のトラブルが発生したようで、作業を行っている様子が国際映像で捉えられた。
セッション後半に入ると新品ソフトのハミルトン、サインツらがトップタイムを更新。残り時間20分を切ると各車が再びコースへ向かい、ラッセルやルクレールもトップタイムを塗り替える。フェルスタッペンはターン1でタイヤをロックさせたため1度アタックを諦め、2度目のアタックで1分32秒544をマークしトップに立った。中団勢ではミック・シューマッハー(ハース)がセクター2の全体ベストタイムを記録している。
最終的にフェルスタッペンが首位でセッションは終了し、2番手はルクレール、3番手はペレスだった。4番手以下はラッセル、サインツ、ハミルトン、ケビン・マグヌッセン(ハース)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、周冠宇(アルファロメオ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)となっている。角田は結局1周も走れずにセッションを終えた。
■2022年F1第1戦バーレーンGPフリー走行3回目 リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’32.544 | 15 |
2 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’32.640 | 16 |
3 | 11 | S.ペレス | レッドブル | 1’32.791 | 20 |
4 | 63 | G.ラッセル | メルセデス | 1’32.935 | 19 |
5 | 55 | C.サインツ | フェラーリ | 1’33.053 | 20 |
6 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’33.121 | 15 |
7 | 20 | Kマグヌッセン | ハース | 1’33.437 | 15 |
8 | 77 | V.ボッタス | アルファロメオ | 1’33.733 | 21 |
9 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1’33.880 | 18 |
10 | 18 | L.ストロール | アストンマーティン | 1’33.920 | 14 |
11 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1’33.955 | 18 |
12 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | アストンマーティン | 1’33.971 | 18 |
13 | 10 | P.ガスリー | アルファタウリ | 1’34.176 | 18 |
14 | 47 | M.シューマッハー | ハース | 1’34.295 | 17 |
15 | 3 | D.リカルド | マクラーレン | 1’34.378 | 20 |
16 | 14 | F.アロンソ | アルピーヌ | 1’34.628 | 15 |
17 | 23 | A.アルボン | ウイリアムズ | 1’34.868 | 15 |
18 | 31 | E.オコン | アルピーヌ | 1’34.957 | 16 |
19 | 6 | N.ラティフィ | ウイリアムズ | 1’35.667 | 14 |