2022年F1第3戦オーストラリアGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。
■BWTアルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=10番手
この3戦、僕たちは非常にアンラッキーで、残念なことに今日も予選中に問題が発生した。今日はトップ3、もしかするとフロントロウすら狙えるペースがあったし、実感としてもQ3でのラップはとても速かった。チームとして頑張ってきたから、上位勢とこれほど接近していることに驚きはない。週末ごとにどんどんよくなっているし、それはポジティブなことだ。
個人的に今週はここ数年でベストの週末で、それだけにこれを形にできなかったのが悔しい。今夜は夜を徹してマシンの状態を確認し、調査するつもりだ。明日はポイントを獲得できるように頑張りたい。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=9番手
今日はとてもペースがよかったのに、Q3はまったくうまくいかなかった。最初のフライングラップではフィニッシュライン直前に赤旗が出てしまい、2回目のランでは、マシンの始動に遅れが出た。コースに出ることはできたが、準備ラップを走る時間がなく、プッシュラップに向けてタイヤの準備がまったくできておらず、いたるところでスライドしてしまった。
明日はできる限り順位を上げて挽回することを目指す。ただ、4つ目のDRSゾーンがなくなったことで、サーキットは以前のバージョンとあまり変わらなくなって、オーバーテイクはしづらいと思う。いずれにしても、明日はまた別の1日だから、挽回に努めるよ。
■BWTアルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 予選=8番手
僕らにとって今日は、いいことも悪いこともあるほろ苦い1日だった。2台そろってQ3に進出できたことはいい結果だが、途中までとてつもないラップだっただけに、フェルナンド(・アロンソ)がアタックを走りきれなかったのは残念だ。チームは何が起きたのか調べてるようだけど、彼は週末を通してずっと素晴らしいペースを見せていたからね。
僕のほうは決して順調ではなかったけど、それでも8番手という結果を出せたことには満足しないといけない。僕たちはすでに明日の戦いに集中しているし、重要なのは明日だ。やるべきことはたくさんあるけど、ペースはあるはず。明日のレースで最大限の力を発揮できるよう、あらゆる手を尽くしていくよ。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=7番手
今のところポジティブな週末を過ごせていると思う。これまでの進歩には満足していて、マシンのフィーリングもよく、実際にそれが現れていると思う。予選でも強さを発揮できたのはよかったし、全体的にもとても満足している。
ひとつだけ心残りがあるとしたら最後のランだ。最後に履いたタイヤにちょっと苦戦したんだ。原因はまだ不明で、これから調べるつもりだ。でもそれ以外はいいセッションだった、明日に向けていい位置につけられたよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ジョージ・ラッセル 予選=6番手
僕たちは今も学習し、マシンを理解しようとしているところだ。今日もポーパシングがひどかった。そのために高速コーナーでタイムを大幅にロスしていた。今週末はマシンのフィーリングがあまりよくないから、この予選結果には満足している。5番手と6番手なら悪くないよ。
明日マクラーレンの前でフィニッシュできない理由はない。そして(カルロス・)サインツと(フェルナンド・)アロンソを後ろに抑え続けるために頑張る必要がある。彼らは今日とても速そうだったけどね。
難しいレースになるだろう。でも僕たちは今問題を抱えている状態のなかでベストな妥協点を見つけたと思う。長いレースのなかで何ができるか見てみよう。