4月7日、フランスの高級時計メーカーであるB.R.Mは2022年シーズンに協賛・応援するレース/チーム/ドライバーを発表した。今シーズンも全日本スーパーフォーミュラ選手権やTCRジャパンシリーズのパートナーシップを継続するほか、スーパーGT参戦チームへのスポンサードも決定している。
2003年にフランスで創業されたB.R.Mは、創業者であるベルナール・リシャール氏が自らモータースポーツに情熱を注いでいる高級時計メーカーだ。日本国内では2021年からスーパーフォーミュラのサポーティングカンパニーに就任し、レーシングドライバーである関口雄飛、平川亮、本山哲が『B.R.Mアンバサダー』として活動している。
そんなB.R.Mが2022年シーズンのモータースポーツ活動計画を発表した。まずスーパーフォーミュラでは2021年に引き続きパートナーシップを継続し、2022年は各レースの優勝者に『B.R.Mウイナーズ・アワード』として特製腕時計が贈られ、シリーズチャンピオンには『B.R.Mシリーズチャンピオン・アワード』として特製クロノグラフが贈呈される。
そして2019年から続いているTCRジャパンへの協賛も継続され、サタデーシリーズおよびサンデーシリーズのチャンピオンそれぞれにオリジナルウォッチを贈呈。また、滝川聡がTEAM MOTOYAMAからB.R.MカラーのアウディRS3 LMS TCRでの出走も決定し、『B.R.M PURE RACING LADY』として横井蒼さんと緒川ましろさんがサーキットに華を添える。
さらにスーパーGTでは、GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & TeamUKYOを2021年シーズンに引き続きサポートを行うが、新たにB.R.Mアンバサダーを務める本山がステアリングを握るMOTOYAMA Racing with Team LeMansのスポンサードも決定した。
またB.R.Mは、関口、平川、本山の3名を引き続きアンバサダーに任命し、サーキットやプライベートシーンなどでクロノグラフを装着しB.R.Mのブランディングに協力するほか、藤波清斗と篠原拓朗も引き続き『B.R.Mアスリーツ』としてサポートが行われる。
そして、将来の活躍が期待される若手レーシングカーターや若手アスリートを対象に設けた『B.R.Mジュニア』には、2021年もてぎジュニアマックス王者の迫隆眞が決定しており、今回の発表にB.R.Mは、「チーム、ドライバーへのスポンサードを通し、モータースポーツの普及・振興に協力していきます」としている。