3月31日、マツダは4月15〜17日に千葉県の幕張メッセで開催される『AUTOMOBILE COUNCIL 2022（オートモビル カウンシル）』に出展し、この場で『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』と、『MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER』を世界初公開すると発表した。
オートモビルカウンシルは、2016年から開催されている“日本に自動車文化の創生を図ること”を目的とした往年の名車と最新モデルが一堂に展示されるイベント。「日本に自動車文化を育みたい」という想いをもつマツダは6回目の出展となる。
そんなマツダの今回の出展テーマは、『MAZDA SPIRIT RACING〜「共に挑む」〜』だ。マツダのこれまでのモータースポーツへの挑戦の歴史を、世界初の2ロータ―ロータリーエンジン搭載量産車をベースとし、1968年に耐久レースに挑戦した『コスモスポーツ・マラソン・デ・ラ・ルート仕様』、1970年スパ24時間に挑戦した『R100 ファミリア・プレストロータリー』の国内レース仕様の2台とともに紹介する。
そしてなんと言っても注目なのは、マツダのこれからの挑戦の象徴として、バイオディーゼル燃料を使用する『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』と参加型モータースポーツサポート車両の『MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER』が展示されるということだ。この2台は世界初公開となる。
『MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER』はマツダがサポートする参加型モータースポーツ出身ドライバーにステップアップの機会を提供するための車両で、マツダ社内外のエンジニアやメカニックがチームを組み、スーパー耐久第3戦SUGOからST-5クラスへの参戦が予定されている。これは2月にすでにアナウンス済みだ。
そして『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』だが、スーパー耐久第1戦に登場した『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept』ではなく、マツダ3となっている。スーパー耐久第1戦では、マツダの丸本明社長兼CEOから2.2リッターの300馬力エンジンを搭載した車両の参戦がサプライズ予告され、オートスポーツwebの取材ではこれがマツダ3になることが予想されていたが、この『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』こそその車両で間違いないだろう。
今回の発表では、『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept』についてはリヤがわずかに写っているティザー画像のみが公開されているが、前後フェンダーが拡大され、TCR車両のようにリヤウインドウから出た大柄なリヤウイングも確認できる。どんな車両が登場するか、非常に楽しみなところだ。
マツダは「次の100年に向け、人を第一に考えた『人と共に創る独自性』を大切にし、関係するすべての皆さまとの協業や共創を強化しながら、お客さまに愛着を持っていただける商品・技術・顧客体験の創造に、挑戦し続けてまいります」としている。
AUTOMOBILE COUNCIL 2022
マツダ出展概要
マツダブース出展内容（予定）
展示車両：
マツダ コスモスポーツ マラソン デ・ラ・ルート仕様
マツダ ファミリア・プレストロータリークーペ レース仕様
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER （初公開）
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept （初公開）
マツダ公式SNSサイト（日本国内）
このイベントに関わるマツダの情報は、マツダの公式SNS等でも発信予定。
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MAZDA MOTORSPORTSサイト（日本国内）
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AUTOMOBILE COUNCIL 2022開催概要
開催日時：2022年4月15日（金）～4月17日（日）
会場：幕張メッセ ホール10・11
主催：AUTOMOBILE COUNCIL 2022実行委員会
イベント公式サイト：https://automobile-council.com/events/ac2022/
※新型コロナウイルス感染拡大による、政府や行政の要請、運営事務局の判断によって、出展および出展形態の変更の可能性がある。