3月19〜20日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第1戦『SUZUKA 5時間耐久レース』。このレースでは、2022年もカーボンニュートラルに向けた挑戦を続ける佐々木雅弘/MORIZO/石浦宏明/小倉康宏組ORC ROOKIE Corolla H2 Conceptがノートラブルで完走を果たし、その進化を見せつけたが、そんなレースの最中、パドックでは別の水素エンジンが動いていた。ヤマハ発動機が持ち込んだ、水素で動く発電機がそれだ。
水素エンジンのORC ROOKIE Corolla H2 Conceptは2022年も進化続ける。充填時間は1分半へ
3月19日、トヨタ自動車はENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第1戦『SUZUKA 5時間耐久レース』の会場内で記者会見を開き、ST-Qクラスに2021年から参戦するORC ROOKIE Corolla H2 Conceptについての取り組みについて発表した。2021年第6戦から比較して、航続距離は1回の水素充填で20%向上。さらに水素充填時間も短縮され、前回の2分弱から、1分半まで短縮された。