元FIA会長モズレーの死因審問の結果が公表に。2021年に自宅で死去

 2021年5月にロンドンの自宅で死去した国際自動車連盟FIA元会長マックス・モズレーが死に至った経緯について調査が行われた結果、検視官は、モズレーが自ら銃で命を絶ったとの結論を出した。

 モズレーは1993年から2009年にFIA会長を務め、レースでの安全性向上だけでなく一般の交通安全にも大きく貢献したことで知られる。

2021年FIA授賞式を欠席したハミルトン、罰金の代わりに約660万円を寄付。不利な境遇にある学生の支援へ

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、FIA国際自動車連盟が12月にパリで開催した2021年FIA授賞式を欠席したことで、高額の罰金を科せられる覚悟をしていたと語った。授賞式では、F1を含む各種の選手権に関して年末のトロフィー授与が行われた。

 F1の2021年シーズンを2位で終えたハミルトンは、受賞者のひとりだった。当日は賞を受け取るため式に参加しなければならなかったが、F1第22戦アブダビGPの終わり方が論議を呼ぶなかで、彼は出席しないという選択をした。

F1マシンの最低重量引き上げが正式決定、3kg増の798kgに。セーフティカー規則の小変更も明らかに

 2022年のF1マシン最低重量は795kgに定められていたが、FIAは、3月17日に発表した技術レギュレーション最新版において、これを3kg引き上げることを明らかにした。

 新世代F1マシン導入に伴い、燃料抜きのマシンの最低重量は43kg増の795kgに定められていた。しかしほとんどのチームはこの値に近づけることができず、特にレッドブルは苦労しており、理想的な重量に持っていけたのはアルファロメオのみだと考えられていた。