2022年最初のスプリントレース、IMSA第3戦ロングビーチは3クラス計27台がエントリー

 4月8~9日にアメリカ、カリフォルニア州のロングビーチで開催される『アキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチ』は、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2022年シーズン最初のスプリントレースだ。NTTインディカー・シリーズとの併催レースとなる同イベントのエントリーリストが3月30日に発表され、計3クラスから都合27台が出走することが分かった。

 水曜日に公開されたエントリーリストでは、最高峰カテゴリーであるDPiクラスから6台、今季GTLMに替わって新設されたGTDプロクラスも同じく6台、GTDクラスからは最多14台が出場することが確認できる。

2度のアクシデントを挽回。全力を注いで得た勝利は「ル・マン優勝に匹敵」とバンバー/セブリング12時間

 アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで3月19日に行われた、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦セブリング12時間で、“ダブル・カムバック”を経て優勝したアール・バンバーは、この勝利を2015年のル・マン24時間レースでの総合優勝に「匹敵する」ものとして位置づけている。

 自身3戦目のDPiレースとなったフロリダの耐久クラシックで初めて総合優勝を果たした“キウイ”ドライバーはレース終盤、最後の1時間と15分の間にふたつのアクシデントで順位を落としたが、これを挽回しチップ・ガナッシ・レーシングが運営するキャデラック・レーシングの02号車キャデラックDPi-V.Rを優勝に導いた。