【動画】ロペス駆る7号車トヨタGR010ハイブリッドが大クラッシュ/WEC開幕戦セブリング

 3月18日、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催されているWEC世界耐久選手権第1戦セブリングの決勝レース中にビッグクラッシュが発生した。TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッドがタイヤバリアに激突し横転。この影響で111周目にレッドフラッグが提示され、レースは赤旗中断となっている。

 WEC開幕戦セブリングの中盤、スタートから3時間半を迎えようというタイミングで事故は起きた。当時ホセ-マリア・ロペスが乗り込み総合2番手を走行していた7号車トヨタが、デンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSR-19を交わすタイミングで接触しスピン。トヨタのマシンは横滑り状態でグラベル上を滑っていきフロントからタイヤバリアにクラッシュした。

トヨタ7号車の大クラッシュにより赤旗中断【途中経過】WEC第1戦セブリング/4時間経過時点

 アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催されているWEC世界耐久選手権の2022年第1戦セブリング1000マイルレースは3月18日、現地時間正午に268周、または8時間で争われる決勝レースがスタートした。レース折り返しとなる4時間経過時点で、セッションは赤旗中断となっている。

 これは、ハイパーカークラスに参戦するトヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)がクラッシュしたことによるもの。

まさかのトリプルチェッカーに審査委員も動揺!?/名物バンプに悩むグリッケンハウスetc.【WEC第1戦・予選日Topics】

 WEC第1戦セブリング1000マイルレースは、3月17日に予選のセッションが終了。18日の決勝レースを待つばかりとなっている。ここではFP3と予選が行われた木曜日のトピックスを、セブリング・インターナショナル・レースウェイのパドックからお届けしよう。

「残す必要がなかった」グッドイヤーが考えるLMP2用インターミディエイト廃止理由/WEC

 グッドイヤーの耐久プログラムマネージャーは、同ブランドがWEC世界耐久選手権LMP2のポートフォリオで、過渡的なウェットコンディションに備えるインターミディエイトタイヤを「残す必要はなかった」と述べている。

 WECのLMP2クラスとELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズにおける単独タイヤサプライヤーであるグッドイヤーは、今季からインターミディエイトタイヤを廃止し、“ミディアム・プラス”のスリックコンパウンドとフルウエット・トレッドタイヤのみを供給している。

BoPに加え、赤旗の不運も「ダメージは最小限だった」とトヨタのロペス/WEC第1戦予選

 3月17日(木)、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで、WEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースの予選が行われた。

 開幕戦に向けて変更されたBoP(性能調整)の影響は、赤旗により短縮された予選セッションの結果に明確に表れ、トヨタGAZOO Racing(TGR)の2台のGR010ハイブリッドにとっては厳しい予選となった。

【動画】バンピー度合いは世界最凶レベル。セブリング初上陸のトヨタGR010オンボード

 3月16日、WEC世界耐久選手権の2022年シーズン第1戦がアメリカ、フロリダ州のセブリングで開幕した。予選が行われた現地17日、シリーズの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)において、ブレンドン・ハートレーがドライブする8号車トヨタGR010ハイブリッドのオンボード映像が公開された。

 今季開幕戦セブリング1000マイルの舞台となるセブリング・インターナショナル・レースウェイは、アメリカ空軍の飛行訓練場跡地に造成され、1950年代にアメリカでの耐久レースが誕生した地だ。

アルピーヌのラピエールが驚速のポール獲得。トヨタは4&7番手と苦戦/WEC第1戦セブリング予選レポート

 3月17日、WEC世界耐久選手権第1戦セブリング1000マイルレースの予選が、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われ、アルピーヌ・エルフ・チーム36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)がポールポジションを獲得した。

 陽が傾く現地時間19時、LMGTEプロ&アマの10分間のセッションが開始された。最終コーナへと向かうバックストレートでは、正面に沈む西陽がドライバーの視界を奪いそうだ。路面はドライ、気温28度/路温は33度というコンディションだ。

【順位結果】2022年WEC第1戦セブリング 予選

 3月17日、アメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで、WEC世界耐久選手権開幕戦セブリング1000マイルの公式予選が行われ、アルピーヌ・エルフ・チームの36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール組)がポールポジションを獲得。同車をドライブしたラピエール2022年シーズン最初のポールシッターとなった。

■2022年WEC第1戦セブリング1000マイル ハイパーカー&LMP2予選暫定結果

グリッケンハウス最速。トヨタは約1秒のビハインド【タイム結果】2022年WEC第1戦セブリング FP3

 3月17日、WEC世界耐久選手権第1戦は予選前最後の走行セッションとなるフリープラクティス3がアメリカ・フロリダ州に位置するセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われた。

 総合トップタイムはハイパーカークラスに参戦するグリッケンハウス・レーシングの708号グリッケンハウス007 LMH(オリビエ・プラ/ロマン・デュマ/ライアン・ブリスコー)が奪っている。

女性ドライバー3名で3シリーズ計17戦を戦うアイアン・デイムス。重要なのは“結束力”

 ラヘル・フレイ、ミシェル・ガッティン、サラ・ボビー、今年3つのシリーズで都合17のレースに出場する彼女たちは、この挑戦に向けてアイアン・デイムズのドライバーラインナップの“結束”を維持することが重要だと考えている。

 モータースポーツの世界で女性の活躍を促進するためにアイアン・リンクスがイニシアチブをとるアイアン・デイムスは、2022年にWEC世界耐久選手権をはじめ、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・エンデュランスカップに同じクルーを擁して参戦する。