2023年のル・マン24時間レースに出場を目指すNASCARの“Next-Gen”車両であるシボレー・カマロZL1は、ハイブリッド・パワートレーンを搭載する可能性が高い。ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、ハイブリッド搭載が特別枠“ガレージ56”でのエントリーの前提条件であることを認めている。
WEC GTEプロ最終年、2023年のクラス存続には「4台のクルマが必要」とACO会長
ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長は、LMGTEプロカテゴリーが2023年のWEC世界耐久選手権とル・マン24時間レースに含まれるためには、少なくとも2つのメーカーを代表する4台のクルマがGTEプロクラスに参加する必要があることを示した。
この条件提示は、ポルシェとフェラーリの両メーカーがワークスプログラムをハイパーカークラスに移行することを計画しているなか、2023年におけるカテゴリーの将来が不透明であることを受けてのものだ。
「WECは“真の研究所”」と2022年から100%再生可能燃料供給のトタルエナジーズ
2022年のWEC世界耐久選手権は、トタルエナジーズ社の100%再生可能燃料を導入する。これについてフランスエネルギー大手である同社、ならびにFIAとACO(フランス西部自動車クラブ)は「大きな節目」として歓迎している。