国内癌サバイバーの心血管疾患発症率は? (日経BP)

癌患者は抗癌薬の心毒性などにより心血管疾患のリスクが高いことが知られているが、国内の全国的なデータはこれまで報告されていなかった。2022年3月11~13日に開催された第86回日本循環器学会学術集会(JCS202)で国立循環器病研究センター研究所予防医学・疫学情報部の村田峻輔氏が、我が国の癌患者……

地域の「隠れ心房細動」を見逃さない (日経BP)

健康診断で人工知能(AI)とウエアラブルデバイスを駆使し、地域の「隠れ心房細動」患者を見つけ出す──。少し前ならば未来予想図に書かれていたような取り組みが、静岡市清水区で始まった。地域の健康診断で測定する心電図をAIで解析して高リスク者を拾い上げ、ウエアラブルデバイスを用いた心電図モ……

内視鏡的肥満治療はNAFLDの有益な治療か? (日経BP)

減量を目的として行われる内視鏡的肥満・代謝治療(EBMT)が、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)にも有益であることが示された。これはシステマティックレビューおよびメタ解析の結果であり、Clinical Gastroenterology and Hepatology誌3月号で報告された。 EBMTは肥満・代謝障害の治療法として開……

「ここでコロナ患者さん、受け入れるんですか?」 (日経BP)

私たちが運営する透析診療所に通院されている患者さんの中で、新型コロナの陽性例が発生しました。ご家族で感染した方がいらっしゃるらしく、感染経路が診療所と関係ないことには安堵しましたが、入院できる病院を探しても、容体の安定した陽性者は、なかなか受け入れてもらえません。 第6波の状況を考……

ワクチンはCOVID-19回復者の再感染を減らす (日経BP)

イスラエルClalit Health ServicesのAriel Hammerman氏らは、デルタ株が主流だった時期の同国で、自然感染回復者を対象に新型コロナワクチン接種による再感染予防効果を検討するコホート研究を行い、ワクチン未接種の感染経験者に比べて再感染率を低下させていたと報告した。結果は2022年2月16日のNEJM……

「心停止にアドレナリン」は意外と効果がない? (日経BP)

先日、救命活動の現場に居合わせた市民(看護師)に医療行為を指示した救急救命士が懲戒処分を受けたというニュースが話題になっていました(参考記事)。この救急救命士は、現場で心停止患者への静脈路確保を行おうとしていたところ、たまたま居合わせた市民が看護師だったため、「自分がやるより確実……

医師国試合格発表、9222人の新医師が誕生 (日経BP)

厚生労働省は2022年3月16日、第116回医師国家試験(2022年2月5~6日実施)の合格発表を行った。 今回の受験者数は1万61人(前回は9910人)だった。合格者数は9222人(同9058人)、合格率は91.7%(同91.4%)だった。受験者のうち、新卒者は9232人で、合格率は95.0%(前回は94.4%)。合格者のうち、……

巨大噴火の痕跡国内最長170キロ地点に 300度超えた火砕流 (朝日新聞)

発見された火砕流の堆積(たいせき)物を示す辻智大・助教。オレンジ色と暗い灰色の地層が積み重なっている=2022年3月16日午前10時20分、山口市徳地柚木、武井宏之撮影 [PR] 約9万年前に起きた阿蘇山(熊本県)の巨大噴火で流れ出た火砕流が、北に約170キロ離れた山口市の佐波(さば)川上流に達してい……

怒りの矛先 向ける相手は文化じゃない (NHK)

「YouTubeでロシア料理やったら『ウクライナの人の気持ち考えろよ』ってコメント来たんですが、これだけは言っておくけど【料理に罪はない】」 怒り、憎しみ、悲しみ。 私たちはその矛先を、正しい方向に向けているでしょうか。 (ネットワーク報道部 村堀等 斉藤直哉 國仲真一郎) 料理に罪はない 冒……

原子力規制委員長「安全に妥協は許されない」…原発早期再稼働求める自民議連決議に対し (読売新聞)

自民党の電力安定供給推進議員連盟が原子力発電所の速やかな再稼働を求める緊急決議を松野官房長官に提出したことに関連し、原子力規制委員会の 更田豊志(ふけたとよし) 委員長は16日の定例会見で「安全に妥協は許されない」と述べ、特別な措置は取らない意向を示した。 原子力規制委員会の更田豊志……