パンデミック宣言から2年、驚きの連続だった新型コロナの科学 (日経BP)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真。特徴的なスパイクタンパク質が見えている。専門家らは、新型コロナウイルスはそれほど速く進化しないと考えていたが、このウイルスはすぐにそれが間違いであることを証明してみせた。(NIAD)[画像のクリックで拡大表示] 2年前の2020年3月11日、世界保健機関(WHO……

「週30~60分の筋トレが最適」疾病・死亡リスクが減少 東北大・早大など解明 (科学新聞)

東北大学大学院医学系研究科運動学分野の門間陽樹講師、早稲田大学スポーツ科学学術院の川上諒子講師、澤田亨教授、九州大学大学院医学研究院の本田貴紀助教の研究グループは、18歳以上の成人を対象に筋力トレーニング(筋トレ)と疾病・死亡との関連を長期的に検討した研究についてシステマティックレ……

コウモリが把握する空間 実際の視覚空間とは違う 同志社大と広島大が共同 (科学新聞)

コウモリは、超音波で空間を把握して飛び回っているが、実はコウモリの認識している空間と実際の空間には違いがあることが分かった。同志社大学大学院生命医科学研究科の手嶋優風大学院生、飛龍志津子教授、理工学部の土屋隆生教授らは、広島大学と共同で、コウモリが音であるエコーから把握する障害物……

高速移動中に無瞬断大容量無線伝送 NTTが世界初 (科学新聞)

NTTは世界で初めて、端末主導型の「動的サイトダイバーシティ制御技術」を考案し、60GHz帯を用いた無線LAN(WiGig:Wireless Gigabit)の高速移動環境下での無瞬断大容量無線伝送を実現した。この新技術により、端末が複数基地局と同時に接続して瞬時に基地局を切り替えていくソフトハンドオーバ機能を……

動作をまねるロボット、議論するアンドロイド…特別展に130点集合 (朝日新聞)

【動画】「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」始まる=池田良撮影人型の重機「零式人機ver.1.2」=2022年3月17日、東京都江東区、藤原伸雄撮影 [PR] 「人間とはなにか?」をテーマに、ロボットと人間の関係性を探る特別展「きみとロボット」(日本科学未来館、朝日新聞社、テレビ朝日主催)が18日……

富士フ、バイオ医薬品 連続生産の培地開発、実装化へ最終段階 ()

富士フイルムは、バイオ医薬品の連続生産システムを自社開発した。英国の製造拠点で試作機を稼働し、今年中にGMP生産に向けた実証データを準備する。2023年秋には商用生産も可能な連続生産システムを本稼働する。連続生産の課題だった培地を新たに開発し、精製工程まで自動化したシステムを構築した。……

日本触媒、ポリエチレンイミンを化粧品向けに展開 ()

日本触媒は、ポリエチレンイミンを化粧品業界でも広める。高吸着性・高密着性、高カチオン性、高反応性という特徴を兼ね備えており、ヘアカラーリング(染髪)剤などに含まれ、臭いの強い毛髪処理成分や、イソ吉草酸といった体臭成分に対する消臭効果を発揮する。サンプルワーク中で、ユーザー側で評価……

オルソリバース、綿状人工骨を世界で拡販 ()

医療機器・医療材料スタートアップのオルソリバース(横浜市都筑区)は、綿形状吸収性人工骨のグローバル展開を加速する。上市ずみの米国、日本、さらに販売承認を取得した台湾、インドでの拡販に加え、今後は欧州やアジアなどの開拓に乗り出す方針。生体吸収性や加工のしやすさといった優位性を発揮し……

名糖産業、化粧品原料の提案強化、DSやCMD ()

名糖産業は、保湿効果などが期待できる化粧品原料として「デキストラン硫酸ナトリウム(DS)」や「カルボキシメチルデキストランナトリウム(CMD)」の提案に力を入れる。発酵技術を用いて多糖類や酵素などのユニークな製品を多数展開するなか、水溶性のデキストランとその誘導体については約70年前か……