ユーグレナと九州大学発スタートアップのKAICO(福岡市西区)は、九州大学や鹿児島大学、長崎大学と共同で、蚕を利用した発現システムを用いて新型コロナウイルスの感染に重要な役割を果たす組み換えスパイクたんぱく質の大量生産に成功した。同たんぱく質を抗原としたワクチン接種効果を高める物質と……
選択肢に「水制限」がない! SIADHの治療法【116C62】 (日経BP)
日経メディカル Onlineの人気コラム「1日1問医師国試」でおなじみの民谷健太郎先生のコーディネートで、第116回医師国家試験を受験した医学生4人による座談会を開催。国試の問題について、言いたい放題、語り合ってもらいました。今回は、多くの受験生を悩ませた抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH……
最大級の肉食恐竜スピノサウルスはやはり潜れた?…潜水に適した骨、国際研究チームが論文 (読売新聞)
最大級の肉食恐竜「スピノサウルス」は、潜水に適したずっしりとした骨を持っていたとする研究成果を、英米などの国際チームがまとめた。骨の密度が高くて重いのはワニやペンギンにも共通する特徴で、スピノサウルスが水中を泳いで魚などを捕らえていたとする説を補強する証拠だという。論文が24日、科……
EMPA-KIDNEY試験、有効性認め早期終了 (日経BP)
試験の早期終了を伝える研究グループのウェブサイト 慢性腎臓病(CKD)に対するSGLT2阻害薬エンパグリフロジン(商品名ジャディアンス)の効果を検討したEMPA-KIDNEY試験が、中間解析によって有効性が認められたとして、独立データモニタリング委員会の勧告に基づいて早期終了された。同試験の研究グル……
「アドレナリン静注で心停止」した事故を振り返る (日経BP)
2021年10月、千葉市でアナフィラキシーショックと考えられる患者の救急搬送中に、アドレナリンを静注し、一時心停止に陥るという事故がありました。この件について、2022年の3月11日に第三者委員会の報告書が発表されました。 アドレナリンは交感神経のα1、β1、β2受容体を刺激する薬剤です。α1受容……
ガソリン価格上昇で通勤手当を見直しました (日経BP)
皆さん、こんにちは。今回は通勤手当に関する話題です。 現在、ガソリン価格が高い水準で推移しており、車が欠かせない田舎で生活している人たちの家計に少なからぬ影響を与えています。ガソリン価格を抑制するため、政府は石油元売り会社に補助金を支給していますが、ロシアのウクライナ侵攻などの世……
ニルセビマブは早産以外の乳児でもRSV下気道感染症を減らす (日経BP)
米国Johns Hopkins大学のLaura L. Hammitt氏らMELODYスタディグループの研究者は、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)に対するモノクローナル抗体ニルセビマブを、RSVの流行シーズンが始まる前に、在胎週数35週以後に生まれた生後1年までの乳児に1回筋注して、150日後までの有効性と安全性を調べる第3相臨床……
ホルモン感受性、去勢抵抗性も前立腺癌は新潮流の2-3剤併用療法に (日経BP)
転移を有するホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)に対し、アンドロゲン受容体阻害薬ダロルタミドとドセタキセル、アンドロゲン除去療法(ADT)の併用は、ドセタキセル+ADTよりも全生存期間(OS)を有意に延長できることが第3相ARASENS試験で示され、Genitourinary Cancers Symposium(ASCO GU 2022)で発……
安定冠動脈疾患の診療ガイドラインが部分改訂 (日経BP)
第86回日本循環器学会学術集会(JCS2022、会期:3月11~13日、バーチャル開催)で埼玉医科大学国際医療センター心臓内科の中埜信太郎氏が、新たに発表された「2022年JCSガイドラインフォーカスアップデート版 安定冠動脈疾患の診断と治療」(右)の概要を説明した。2019年に発表されたISCHEMIA試験によ……
過去問との違いに惑わされた1問【116A27】 (日経BP)
日経メディカル Onlineの人気コラム「1日1問医師国試」でおなじみの民谷健太郎先生のコーディネートで、第116回医師国家試験を受験した医学生4人による座談会を開催。今回の国試の問題について、言いたい放題、語り合ってもらいました。4回目は、従来の問題とはひと味違う、難化要素を含むこの問題につ……